如月真琴、感想投下しまーす!
一部的外れかもですがあくまで愚見なので、ごめんなさい!
米洗ミノルさん
「2月最後の夜」という書き出しが個人的にツボでした。
S少女と平凡な男という組み合わせも良い意味でラノベっぽくて好きです。
登場人物の名前を色付きにして強調するのも特に短い文章でこそ光る発想でした。
会話が楽しそうな作品なのでトーク形式で続きを読んでみたいです!
東雲飛鶴さん
一番目を引いたのはルビ付きの「降羊」でした。
紅葉、高揚、光陽……掛け言葉が気になりますが、素敵な造語だと思います。
羊が降ってくる島――箱庭的世界観のクオリティも高いです。
ただ、カニバリズムが日常的な島の物語はちょっと……。
人食の本当の理由を含めて続きが気になります!
doubutulordさん(手打ちなのでスペル間違えてたらごめんなさい)
前後の静けさと、うるさいアイコンのギャップが面白かったです。
死体と一夜を過ごせる少年が狂っているのか、
それとも死体を放り込まれた状況なのか、解釈に迷いました。
美しい街並みと死体の対比から、戦時中では無いみたいですね。
アイコン芸も含めて先を読んでみたくなりました。
くあどりがさん
変なことを言う美少女、モブ主人公――。
一昔前に流行ったラノベを思わせる王道的な書き出しでした。
ヒロインの設定は魅力的です。
ただ、姫乃さんの言動があまりに支離滅裂すぎて
理解力の無い私からすると、物語を見せるには「不足」を感じました。
これからどんな世界が広がっていくのか、とても気になります。
兜海老さん
300文字強とは思えない濃厚な情景描写に脱帽しました。
加えて登場人物一人ひとりのキャラ立ちも見事です。
トドメとばかりに西洋風のファンタジー要素も登場。
――圧巻の書き出しでした。是非続きを読ませてください。
しゃりおっとさん
きゃらふとの使い方が相変わらず上手いと感心します。
行間の使い方とヒロインの透明感がマッチしていて、
文字数の少なさが気にならないほど感動しました。
「想像させる」情景描写がとても上手です。
むしろ続きが無くても拍手を送らせてください。
如月真琴さん(自分)
自分の家が殺人現場になっても平然としてる語り部のSAN値たるや。
読み直してみると、もう少し文章量あっても良かったかなと。
どこまで書き足せば読み手が満足するのか、そういう実験的作品でした。
自分の作品だから物足りないのかもしれない。線引きが難しいです。
ゆっくり読むと姉妹百合要素も感じられると思います。
餅からさん
死んだ妹が早起きして朝食を作っている――。
どう要約しても隙の無い、完璧な掴みだと思いました。
今回の優勝候補なのも納得の書き出しです。
あと、妹のアイコンがすごくかわいい。
死んだ妹の1セリフごとの感情の揺れ幅が激しく、
そこも踏まえて色んな掘り下げに期待しながら続きが読みたいです。
幻想的なワンシーンをありがとうございます。眼福。
鈴鹿歌音さん
一見あらすじのようで、稀にありそうな書き出しでした。
短くてもよくまとまったプロローグです。
特に童話世界、という響きに心踊りました。
なぜ、「私」はおとぎ話や童話などの本が嫌いなのか、
そこの説明はちゃんとして欲しかったと思いました。
ぜひ続きを!
16TONSさん
否応なしに壮大な戦記が始まることを予感させる出だしでした。
書き出しに専門用語ラッシュ自体は問題ないのですが、
文章構成にもうひとつ工夫が欲しいです。
この調子で続けられても読みにくくて投げ出しちゃいそうです。
万人受けを目指すなら課題は多いと思いますが、
最後まで書ききった状態で読んでみたいと思いました。
られぱすさん
>彼は女の涙が許せぬ。だから射精した。
言葉の暴力がすごいです。理不尽系下ネタだいすきです。
星読のババがヒロインなのか、ただの婆なのか。
そこをハッキリさせた上で描写の補完があったほうが
「先を期待させる」ことが出来たように思えました。
大きな物語が動き出しそうなので、続きを読ませてください。
碧るいじさん
巻き込まれ系主人公は感情移入したときの没入感がたまりませんね。
読み手の必要とする情報をちゃんと描写するスキル、流石です。
「笑わせることで世界を救う」という奇抜な設定も良し。
主人公はこれから芸人を目指すのでしょうか。続きが気になります。
knaveryさん
手紙から始まる物語は名作、あると思います。
読者の心に訴えかける描写は本選手権随一だと思いました。
手紙を書いたのが「少年」なのか「彼女」なのか、
それを知りたくて何度も読み返すうちに涙が溢れてきました。
「先を想像させる」ことにおいて、これ以上の書き出しはありません。
気が向いたら続きを読ませてください。ありがとうございます。
マグロ3号さん
異なるジャンルのゲームを包括して
『ゲーマー』と称するセンス、控えめに言って最高です。
ゲームジャンルの擬人化という未来さえあり得るのですね。
言葉を操って戦う『ADV』や、カード主体の『TCG』など、
彼らとSTGはどうやって戦うのでしょうか?
夢に溢れる激闘の数々が目に浮かぶようです。
いつまでも見守っていたくなる作品でした。続きを期待しています。
凪池シリルさん
とても『弁えている』言葉の使い方が魅力的でした。
映像で見たいというよりも、文字を目で追いたくなる感じです。
幼心に大好きだった文体に似ていたので星を入れさせていただきました。
感情を爆発させているヒロインの言葉遣いも好みです。
機会があったら続きを読ませてください。
大々々長文&乱文失礼しました。
どれも素敵なプロローグばかりです。
大変勉強になりました。
こんな機会を設けていただき、ありがとうございます!