第14話 エディタで上書き保存したら

文字数 952文字

 今さら、このエディタに文句を言っているわけではないのだけれど、でも気が付いたことは記録しておこうという感じで、ときとどき思い付いたように書き加えている。

 今回は、「上書き保存」したときのエディタの挙動についての違和感を書きたい。

 1000文字以上書くと、行数はそれなりに多くなるのは当たり前だ。そこで、修正がなくとも上書き保存をしておきたいと思うことがある。というよりも、まさかの時に備えて小まめに保存をしておいたほうがいいのは誰でも知っている。

 誰だって、泣くような経験はしたくないもの。「上書き保存」は今や常識の操作ですよね。

 勿論「保存してエピソード管理へ」をクリックした場合は、当然開いているページは保存された上で閉じられる。そして、エディタのメニュー画面に移動するのだ。これは何の違和感もない。

 それに対して「上書き保存」をクリックするときは、どうしようとしているのだろうか? 隣に前記の「保存してエピソード管理へ」があるのだから分かるだろうが、閉じる意思がないから「上書き保存」を選択しているのは間違いないと思う。

 そうすると、現在の画面を維持してくれないと不味いのではないか? ところが、現実は、ページの先頭が表示されてカーソルはどこにあるか分からない。つまり、まるでメニュー画面から入りなおしたのと同じ状態になっているのだ。

 当然のことだが、思考はリセットされて――とまでは言い過ぎだと思うが――先ほどの位置を探して彷徨うことになる。普通は、「上書き保存」というのは、現在の状態のデータをそのままメモリとかに上書き保存するわけで、カーソルの位置も動かない。

 このエディタの動きは、まるで「保存してエピソード管理へ」の処理をした上で、自動的に同じページを再度開き直したような動きだ。そうでないと、ページの状態がリセットされたような動きにはならないのではないだろうか?

 まあ、正しい動きと言うものがあるのかは知らないが、「上書き保存」を選択するということは、そのままそのページにとどまるのだから、カーソルの位置も表示状態も変化しないで欲しいと思う。

 あ、でも、文句じゃないんですよ? 感想を控えめに書いてるだけですから。ささやかな要望とでも言いますか、希望と言いますか、単なる囁きですから。

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