第2話
文字数 4,148文字
「あの時はやめた方がいいって言ったんだよ。この廃墟は冗談抜きのガチだから、余計なフラグ立てない方がいいと思ってさ。もしイエスにしてたら確かにどうなったんだろうね?でも君は今そのフラグを踏みたがってるわけでしょ?」
「とにかくわたしよか先輩たちのほうが、かなりヤバいライン攻めてたみたいですね。でも私は安全第一というか、廃墟とか汚いから入りたくないしここで眺めているだけでも十分です。しかもケーサツが来て、生活指導の際田とかの世話になったら最悪じゃないですかぁ」
文字数 4,148文字
「あの時はやめた方がいいって言ったんだよ。この廃墟は冗談抜きのガチだから、余計なフラグ立てない方がいいと思ってさ。もしイエスにしてたら確かにどうなったんだろうね?でも君は今そのフラグを踏みたがってるわけでしょ?」
「とにかくわたしよか先輩たちのほうが、かなりヤバいライン攻めてたみたいですね。でも私は安全第一というか、廃墟とか汚いから入りたくないしここで眺めているだけでも十分です。しかもケーサツが来て、生活指導の際田とかの世話になったら最悪じゃないですかぁ」
芹沢ヨウコ。都立雛城高校二年生。実質なにも活動していない茶道部所属。紙の本が好きで勉強も得意だが興味のある事しかやる気が起きないニッチな性格のため成績はそこそこ。根はやさしいくリーダー気質だが何事もたししても基本さばさばしているため性格がきついと周りには思われがち。両親の影響のせいか懐疑派だが実はオカルトに詳しい。
唯々野マユカ。都立雛城高校一年生。性格は明るくルックスよき。故に男子生徒から人気がある。それを自覚した振る舞いの出来るしたたかな面もある。弓道部所属で、”赤い目の女”編と天国と地獄”編に出た水原レイカの部の後輩。適当に入った部なので、皆からそのうちやめるだろうと言われている。レイカつながりでヨウコと知り合い一部からバカ勇者と揶揄されるヨウコのズバズハ物を言う気の強さの反面さばさばした感じのギャップを感じ、変なあこがれを抱いている。
コタロー。村山台の若い地域猫。ナレーションができる猫である。
年老いた茶トラの猫。眼光鋭い強面の健在で未だに外猫のなかでも一目置かれた存在だ。猫丸の先輩的猫。
ヨウコの母。
水原レイカ。都立雛城高校二年生。芹沢ヨウコとは同級生で友人同士。弓道部所属して結構マジメにやっている。母子家庭で妹が一人いる。性格は温和で素直。そのせいか都市伝説はなんでも信じてしまう。ホラーは好きでも恐怖耐性はあまりない。
ドローン
スーパーコタロー。
”天国と地獄”編の老紳士が再登場。廃ビルの元オーナーだと自称しているがそれ以外は不明。