予選ゲーム三

文字数 735文字

突然会場の電気が全て消えた。
私は驚き、動きを止めた。隣の二人も驚いている。綾乃は泣きそうな顔だった。冷静そうな千鶴も体を止めていた。
そして会場中に小さな赤い線状の光が交差する。それに加え小さくクラシック音楽のモーツァルトの「トルコ行進曲」が流れ始めた。この
不気味な空間にクラシックが流れることでより一層怖さが増した。


そして大きな声が鳴り響く。
「皆の者よく聞け!我のことは知ってるよな。この国の国王だ。さあさあ、今からリアルゲームの予選を始めるぞ。と、その前に今にも泣きそうなぐらい怖がっている人々は帰ってもいいぞ。そうしなければ恐らくこれからのゲームに参加できないぞ。」
そう言われて席を立った人が数名いた。私は綾乃も帰ってしまうのじゃないかと思ったが以外にも綾乃の目はさっきの目とは打って変わってやる気に満ちあふれていた。
「綾乃ちゃんはこのまま参加するの?」
「はい、もう参加すると決めたわ。あんな事言われたら参加するしかないじゃない?!」
綾乃はもう口調も変わっていた。しかしそんな綾乃とは裏腹にあの千鶴は少し怯えていた。
「千鶴ちゃんはどうするの?」
「私も少し怖いけど参加するわ。綾乃も参加するのに私が参加しないなんて絶対にお父様に怒られるから、、」
「そうなんだ。それじゃあ私達も頑張ろうね!!

約10分後
「じゃあ、始めるぞ。もう帰らないか。だいぶ人減ったな。ざっと数えて200人ぐらいか。応募者はここだけでも5万ぐらいいたのに、」
えっ5万も?!会場に着いた時でさえざっと1000人もいなかったのに?
「まあ最初に我ら国家が調査し、良い者だけをここに読んだからな、」
嘘でしょ?!ホームページにはそんなことは書かれてなかったのに。
「まあ前置きはここまでとしてゲーム始めるぞ。」
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登場人物紹介

小川美沙(私)

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