第八章 山登り

文字数 1,648文字

「鷹の頭の上に行くぞ」
「わかったぜ」
ピキーとドフィンクスは警察が動物に追われている間にホークス・ヘッドへ向かった。
「グランド・・・・ペッピー」
「この山だな」
ピキーは驚いたがそんなことは気にせずドフィンクスは先に行った。
「待ってくれー」
駆け足で追いついたわけだがそこにはトラップがあった。
「ドフィンクス!気を付けろ」
「どうした?」
ピキーは異変に気付いた。
「トラップ用の足殺しがある」
足殺し、それは足で踏むと作動し、足に嚙みつく、24時間後には死んでしまうという恐怖の仕掛け。
「ピキー、この僕が引っかかるわけないだろ」
「まぁあな」
と二人そう思った。
「早くいくぞっていうか爆走シューズは?」
「充電中」
さっき使ったので充電されている。
「おっと、パンチャーマンじゃないか」
パンチャーマン、パンチをくらわす卑怯な奴。
「そんな奴には見えない壁を導入だ」
第二章で出てきた見えない壁、ドフィンクスの作り物、見えない壁が出てきて突っ込むと頭が割れる?
「う、おあ」
顔がやばい表情になっている。
パンチャーマンノックアウト!
「ドフィンクス、たぶん俺らが来ることを予想しているのだろう、だからトラップがある」
「なんでわかるんだ?」
「この山はもともとハイキングコースである。普通にない。俺らを監視して作られているんだ」
「その説が濃厚か・・・」
ドフィンクスは信じた。
「トラップを見破りホークス・ヘッドまで行けばいいんだろ?お安い御用じゃないか」
「そうだな、ドフィンクス」
無事にトラップを見破れるか?
少し進むと怪物がいた。
「おいおい、ゲテモノパラダイスじゃないか、」
「俺らで倒すぞ」
まず、ピキーはバネバネで吹っ飛び鉄板焼き機械で相手を焼いたりして倒し、ドフィンクスは炎のノコギリで炎千切りにされた。
「うわ!なんだ、こいつ」
ピキーの後ろから襲ってきたのは人間?
「ふむふむふむ・・・なかなかやりますね、」
一体?
「マイケル・ドウェンの名乗りましょう、こっちはデブのデブリン・フランクリンだ」
デブリンは相撲なみに太い。
「サブラーさん、OKです」
サブラー?どこかで聞き覚えが・・・
「デブリン行って来い」
「っス!」
デブリンがこちらへやってきた。かなりの大男だ。
「ホッケホッケ、アイルランドのスロベニアのホッケ!ホッケー」
という謎罠を披露した。ピキーは吹き飛ばされた。
「ピキー!」
ここは森の中である。
ピキーは倒れた。
「百霊魂出没・・・!魂の果てに飛んでいけ」
と小さな魂がやって来た。実は自動霊魂発見機のおかげ、世の中に散らばる霊魂を呼び寄せる機械のである。
「へっちゃら・・・うわぁぁぁ!!!」
霊魂による力で大男デブリンは逃げてしまった。
「ドフィンクス!」
ピキーは目が覚めた。
「目が覚めたかピキー、デブリンはやっつけといたぞ、」
「この機械か?」
自動霊魂発見機を見つめた。
「やるじゃないですか」
マイケルが言った。
「お前らは何なんだ!!!」
ドフィンクスは怒った。
「サブラーさんの為に働いているんですよ」
「誰だサブラーって?」
ピキーは思った。
「後々に知るでしょう」
と言って姿を消した。
「サブラーって誰だ?」
「誰だっけな、確か・・・」
思い出そうとするが思い出せない。
「そんなことはいいさ、行くぞ!ドフィンクス」
「おう、」
そして何時間も歩いたに違いない。すごく疲れた。
「はー、疲れたー」
「だなー」
するとスライムのようなのが現れた。黒い目があって口を開けている。
「消えた?」
「こいつは分身生物ゲトニウスだ」
「なんだそいつ?」
ドフィンクスは説明してくれた。
「分身して攻撃しにくい。スライムでビームを打ってくるんだ」
「こんな所にいるのか?」
「なぜかわからない、絶対地中に住んでいるのになぜ地上なのだ?」
すると分身を繰り返すゲトニウスはビームを打ってきた。
「当たると死ぬぞ!」
しゃがんで回避。
「消えたな」
「一回ビームを打つと同じ場所から消える。そして見えたぞ」
鷹のマーク、そして鷹の頭がある。
「看板にそう書いてあるな」
看板には書いてあった。

ホークス・ヘッドの小屋へ


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