第三章  豚集団

文字数 1,564文字

「はぁもう夜かよ、」
こうやって歩いていると夜になった。当たりシーンと黙っている。二人はそんな住宅街を歩く。
「おい、ここどこだよドフィンクス!」
「あぁピキー、ここはまだワシントンだよ」
「俺ら、ワシントンだろ家にあるの」
「そうだよ」
ワシントンに家を置いていた。でもまだワシントン。
「ようし、これをあげる」
「なんだよ?」
ドフィンクスは聞いた。ピキーは自信満々で答えた。
「爆走シューズ、」
爆走シューズは時速210キロメートルで走るシューズで凄い、
「ほう、なかなかいいじゃないか」
「だろ、」
こうして爆走シューズを履いて夜の住宅街を抜けてい気づくと朝日が昇っていた。
「わーお、朝だぜ」
「二日目だ」
そしてワシントンからもう抜けていた。
「ポーランド空港・・・え?」
「ポーランド空港だがフランシスコ空港に行くんだよ」
なぜかというとなんとポーランド空港からニューヨーク行きがないから、フランシスコ国際空港に行くのである。
「はぁ爆走シューズの効果が切れてきたな」
「なんでだ?」
「爆走シューズは電気がほとんど入っている、だから充電器で充電しないといけないんだよ」
ピキーは説明してくれた。
「で、歩きだと一週間以上はかかるぜ。」
「ウーン・・・」
「あ!」
ドフィンクスは閃いた。
「急ぐぞ、あの貨物列車だ」
「あの貨物列車にか?」
「あそこにサンフランシスコ空港と書いてあるぜほぉら」
ドフィンクスの指差した方向には書いてあった。

サンフランシスコ空港行き貨物列車 豚あり

「あそこまで飛ぶぞ」
「どうやって?」
するとカバンから出したものがあった。
「ジェットパックZ、最新機器だ」
「この威力で行けるのか?」
「行けるかな、多分」
ジェットパックを早急で付けて飛んだ。うん二、三メートルだった。でもドフィンクスのジェットパックは届いた。
「い、いけるか・・・」
ピキーのジェットパックがおかしくなっていた。届くのか。
「いけ・・・お、うわぁぁぁ!!!!!!!!」
ジェットパックはついに壊れた。ヒューンと落下していった。もう無理だ、そう悟ったときなんとドフィンクスの手を掴んでいた。
「まだ諦めるな、絶対に、さぁ上がるぞ」
手を引き伸ばしたがなんと豚が上がってきた。
「おい、豚、こっちに来るな」
豚は豚!と言われたため怒ってしまいなんとドフィンクスに向かって突撃した。
「おおぉぉぉお」
なんとドフィンクスのジェットパックに当たり飛んでしまった。
「着地できるか・・・?」
「いけると思うぜ」
ドフィンクスは見事に着地。
「さぁピキーできるだろう」
「行ける!」
着地成功。
「一件落着だな、これで」
ドフィンクスは座った。
「そんなことはないぜ」
「えっ?」
なんと豚の集団がいる。なんでだろう。
「登ってきたのか?」
「わかんない」
豚は今にも突撃しそうだ。
「来たぞ、」
「これで一件落着だ」
取ってきたのはバネバーネ、バネで相手を吹き飛ばす。
「ようし、これで」
いよいよバネに当たる、当たった、豚たちはバネで吹っ飛び顔が驚いている。
「うわぁ、あいつ」
ピキーが指差すとビッグな豚がのっそりいた。
「バネで飛ばないぜ、これは」
「どうする?」
なんとビッグな豚は襲ってきた。どうする?
「うわぁぁぁぁぁぁぁ」
ドフィンクスが豚に乗っかている。突撃されて吹っ飛ぶ、偶然豚に乗っているのである。
「大丈夫かドフィンクス!」
「おう、」
ビッグな豚は貨物列車が動いている方向ではなく逆に走っている。
「ジェットパックが使えるじゃないのか?」
「それだなピキー、やってみるぜ」
ドフィンクスのジェットパックがオンになって吹っ飛んだ。
「いけるぞー」
だがしかし飛んだりちょっと落ちたりなど繰り返している。
「届いたなドフィンクス、」
「お前が行ってくれたおかげだ。ピキー」
やっと一件落着になった。二人は貨物列車の上で座って夜空を眺めた。貨物列車は空港にもうちょっとだ。
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