例えばの悲しみ

文字数 189文字

例えば悲しい時に
よくよく見てみると
それは喉がつまるようだったり
胃が痛かったり
手が汗ばんだり
口が乾いたり
そんな事があったりして

温かいもの飲んだり手を洗ったりご飯食べたり甘いもの食べたり

よくなったり
眠ったり
して

そうしてまた一日をやり過ごすのだ

悲しみは身体作用だからね
心は体だよ 心は体だよ


でも身体じゃない心があって
そこに残ったものは静かに溜まって
深く澄んだ湖のように
いつか きっと

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