第6話 失敗は成功のオカン
文字数 779文字
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失敗は成功のオカン言うやろ
すいません。ごめんなさい。許してください
メインの小説もそうですが失敗続きじゃないですか
嬉しそうな顔すな。聞けや
大量の失敗を生み出しているということは、大量のオカンが生まれてきてるということやろ？
それは子宝に恵まれ立て続けに成功するっちゅうサインちゃうか
全員独身なような
待てや。オカンは独身ちゃうやろ。亭主がおってオカンやろ
ていうかもう子供おるやん。オカンやん
概念的なお母さんですから
概念的とは。あの赤い人がお母さん呼んでた人みたいな？
呼ばれてた人、娘さんやん。年下の女の子やん。なんで？（未視聴）
ママみがあるとか。ばぶみとか言う言葉もありますし
いやもう訳わからんやん。成功のオカンてどんなオカンや
強く逞しいオカンなんは間違いないねん。成功とか絶対難産やん
生むん大変やで。頑張ったな
新たな命を生み出す、それは紛れもない偉業や
概念的な話をしております。現実と混同するのはどうかと
同じやろが！ オカンはオカンや。で、亭主はどこの誰
どんな男や。ようわからん馬の骨やないやろ
待てや。挑戦ちゃうか？
それは失敗のオカンでは？
そうなると挑戦のオカンは誰や。そもそも失敗の亭主の話やったやろ
つまりは単独で産めるっちゅうことちゃうか
旦那要らんねん。待てや。わしやろ
自分の失敗の隣に居るのは、いつも自分
そして挑戦の隣に居るのも、いつも自分
親子とよろしくやってんの。やばい奴やん
意図せず二股かけて、しかもどっちとも子供こさえて、待てや
もう一人オカン出てきてるやん
どういうこと？ 教えて
それではありがとうございました
待って。教えて。挑戦のオカン誰
わしは誰とよろしくやったんや。この下半身は次元を越えてどこの概念に繋がれたんや！
ほな！
ほなやないやろ！ どうすんねん、どう落とすねん
ああもう無茶苦茶だよ
