――日本と似たような“世界”のストーリー。

海の向こうで始まった戦争に、周りと同じ様に巻き込まれていた若い母親、サラ。伴侶となるはずだったヒトは、子供が産まれる前に逃げてしまっていた。乳飲み子と二人、とある教会に避難してきたが……元より身寄りもいない。もちろん、親しい友人もいない。
孤独と寂しさに背を向けて心を閉ざしている避難所での日々、なにを心の支えにすればいいのだろう。

……５月ごろだったと思うのですがNHKr1ラジオ「あとは寝るだけの時間」で流れていた、宮本浩次さんの曲「ハレルヤ！」にインスパイアを受けて描いています。

6/初旬、勤務先ビルの中で武漢肺炎陽性患者が出現しそうになりました。日本全国が「新型コロナウィルス感染を防ぐための緊急事態宣言による、大規模な自粛期間」が明けたばかりの時期です。
同じフロアの、すぐ近くのセクションにいる女性がPCR検査を受けているということでした。とても怖かったことを憶えています。
これらにまつわるすべての体験が、笑い話になってくれたら一番いいんですけれどもね。
皆さんと一緒にサバイブする・サバイブしぬくことが私の願いです。まずは完結を目指して頑張ります！　

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