あしぶね

作者 石の花

[現代ドラマ・社会派]

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望まぬ妊娠がテーマです。タイトルは、『国生み』というお話からきています。
『(国を生む時)男神と女神が柱を廻る向きが違い、女神が男神より先に声をかけて(口説いて)しまっため、ぶよぶよしたヒルのような子が産まれます。二人の神はあしぶねにその子を乗せ、遠くへ流してしまいました』
あしぶねは木の葉のような頼りないものではなく、大きく、しっかりした舟です。ちょっとやそっとでは沈みそうにありません。
その舟に乗せて子を捨てる。
望まない子(育てられない子)でも、それでも無事に育ってほしい、生きてほしいという願いからだと、私は感じました。そして、神様でも子供を捨てる、性役割への期待がある。
大昔から子捨ては特別なことではなく環境や状況次第で起きると感じ、それを念頭にこの物語を書きました。

登場人物

登場人物が未設定です

ファンレター

性と生

ファンレター失礼いたします。 読ませていただきました。 ずっしりと重く、目を逸らすことなく書かれている物語。唯の心情がありありと生々しく、唯を取り巻く環境もどこにでもある、身に覚えのある、暮らしや悩みで……。 私もいつからかずっと感じていました。 なぜ、誰も大切なことを言わないのか。伝えないのか。教えないのか。 妊娠も出産も、命も誕生も、生きることも育てることもどれも一大事です。 性への興味も衝動も生物としての本能かもしれない。否定しません。年齢的に可能になるのはまだまだ幼い年頃から ... 続きを見る

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小説情報

あしぶね

石の花  ishino_hana

執筆状況
完結
エピソード
3話
種類
一般小説
ジャンル
現代ドラマ・社会派
タグ
現代, 社会, 望まない妊娠
総文字数
108,670文字
公開日
2022年07月25日 18:18
最終更新日
2022年09月23日 15:47
ファンレター数
1