どこまでだって逃げてやる!

作者 入河梨茶

[歴史]

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 陽ノ本から大陸の大帝国・華へやって来た少年誠治は、金髪碧眼の侠客少女・宋飛雪と出会う。
 自由に生きる侠客の姿に憧れた誠治は飛雪に師事、彼女の修める陽凰拳を学び内功と軽功を身につけていく。飛雪の友人である快教徒の少女・玲蓮や、啓教の寺で暮らす少女・香蘭とも知り合い、慣れない国での生活ながら次第に居場所を見つけていくが、飛雪と因縁のある譚佳哲およびその手下との戦いにも巻き込まれていった。
 やがて事態は、華帝国の正統性を巡る揉め事・誠治を追って来た侍や忍者との争い・西方から訪れた謎の男たちなどが絡み合う大騒動へと発展していく……。

目次

完結 全52話

2019年01月31日 04:55 更新

  1. 序章

  2. 序章――宋飛雪(洸武三十年=康永四年=神暦一三九七年)2019年01月21日
  3. 序章――誠治(康永九年=健文四年=神暦一四〇二年)2019年01月21日
  4. 第一章――永徳元年(=康永十年=神暦一四〇三年)春、太江の畔にて

  5. 侠客少女は義賊を真似る2019年01月21日
  6. 侠客少女の友人その一――穆玲蓮2019年01月21日
  7. 侠客少女の友人その二――香蘭2019年01月21日
  8. 出会いは悲鳴と共に2019年01月21日
  9. 少年は侠客という存在を知る2019年01月26日
  10. 夏の夜、皇帝は宦官と話をする2019年01月21日
  11. ロムルスで、助祭枢機卿は少年と会話をする2019年01月21日
  12. 第二章――康天府の住人たちと、青眼鷹の帰還

  13. 内功と軽功の修行2019年01月20日
  14. 康天府での遭遇2019年01月26日
  15. 誠治、玲蓮と出会う2019年01月23日
  16. 誠治、生まれて初めて殴られる2019年01月27日
  17. 周護衛局にて2019年01月30日
  18. 言葉に包まれ、少女は立ち向かう2019年01月27日
  19. 四十七人を倒す2019年01月27日
  20. デウス教徒、来たる2019年01月23日
  21. 第三章――信念の貫き方、信仰の表し方

  22. 譚佳哲への援軍2019年01月23日
  23. 謎の色目人たち2019年01月23日
  24. 四年前の事件と、今、新たに起きた事件2019年01月23日
  25. 香蘭の見立て2019年01月28日
  26. 侠客がすべきこと2019年01月23日
  27. 信仰と祈り2019年01月27日
  28. 再びの大立ち回り2019年01月23日
  29. もう一つの再戦と、もう一つの帰還2019年01月23日
  30. 四年前に起きたことと、今回の決着2019年01月23日
  31. 大団円の直後に2019年01月23日
  32. 第四章――帝皇になるかもしれなかった少年と、前皇帝と、侠客と

  33. 旅の計画と、新たな客人2019年01月26日
  34. 侠客対忍者2019年01月26日
  35. 侍の伝えた情報2019年01月29日
  36. 初めての怒声2019年01月26日
  37. 前皇帝の昔話2019年01月26日
  38. 侠客の生き方2019年01月27日
  39. 皇帝の影2019年01月26日
  40. 譚佳哲へのさらなる援軍2019年01月26日
  41. 第五章――逃走と追跡と闘争

  42. 出発直前の急襲2019年01月26日
  43. 飛雪対鄭嘉2019年01月26日
  44. 待ち受けていた相手2019年01月26日
  45. 誠治対亮矩2019年01月26日
  46. 逃走へ向けて2019年01月26日
  47. 侠客たちと宦官たちとデウス教徒たちが一堂に会す2019年01月26日
  48. 激闘2019年01月26日
  49. 死闘2019年01月31日
  50. 香蘭の祈り2019年01月26日
  51. 合流2019年01月26日
  52. 手品の種2019年01月26日
  53. 陽凰拳奥義2019年01月26日
  54. 第六章――雪の夜、天を翔ける

  55. 戦い終えて2019年01月26日
  56. どこまでだって逃げてやる2019年01月26日
  57. 陽凰拳軽功奥義2019年01月26日
  58. 逃げられた者たち2019年01月26日
  59. 逃げていく者たち2019年01月26日

登場人物

宋飛雪

十六歳の少女。黒髪黒瞳が一般的な華の国にあって、金髪碧眼を持つ。かつて華の地を支配していた騎馬民族国家・狄が遠征した際にさらってきた西方人が祖先であるらしい。

侠客の母から武術・陽凰拳を一通り習い修めている。

楠宮誠治

十六歳の少年。諸事情により、陽ノ本から独りで華に渡って来た。

護身術として抜刀術を会得、達人の域に達している。

穆玲蓮

十八歳の少女。百年ほど前に南洋の国から華へ移り住んできた、快教徒の一族の娘。

一家は本屋を営みつつ、江湖の情報を取り扱う裏稼業も営んでいる。

香蘭

十代の少女。華の首都・康天府が前皇帝と現皇帝の争いで荒れ果てた際にふらりと啓教の寺に現れた。

空を見ると、以後の天気を当てる能力を持つ。

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小説情報

どこまでだって逃げてやる!

入河梨茶  irigarisa

執筆状況
完結
エピソード
52話
種類
一般小説
ジャンル
歴史
タグ
武侠, 剣術, 架空の十五世紀
総文字数
141,789文字
公開日
2018年12月07日 23:36
最終更新日
2019年01月31日 04:55
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