第29話宗教原理主義者と平和

文字数 410文字

宗教原理主義者そのものは、テロリストではない。
テロ行為を行う人が、テロリストである。

ただし、かつてのローマ・カトリック教会や、現代においてもテロを起こし続けている宗教(一神教)の(聖典)教義の中に

「自らの神が絶対であり、正義である」
「その絶対神に従わない人間は、悪魔の手下である」
「神の栄光のために、異教徒(悪魔の手下)を、この世から、追放しなければならないと、神が命じている」

が、現にある。

宗教原理主義者は、その宗教の聖典に従わなければならない。
だから、彼らが異教徒を(この世から追放)殺害することは、「彼らの神」にとって聖なる行為であり、彼らの使命なのである。

この場合、我々日本人が考えるような、倫理道徳は通じない。
彼らは、彼らの神の聖なる命令に従って、異教徒(我々日本人を含めて)殺すだけなのだから。


よく、「宗教は平和的なものである」と勘違いする人も多いが、宗教は千差万別であって、そんな平和的なものなどではない。
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