1.アンチ・クリストス
文字数 1,242文字
神学的見地とその語法から、ヨハネが書いたものだと伝統的に言われて来た。
現在、その真正性について議論はあるけれど、決定的に否定しきるものはない。
子供たちよ、終わりの時が来ました。
あなた方がかねて、反キリストが来ると聞いていたように、今や、大勢の反キリストが現れました。
惑わす者が大勢世に出てきて、イエス・キリストが肉のうちに来られたことを告白しません。
こういう者は惑わす者であり、反キリストです。
人が目にしたイエスは幻のようなもので、霊的な存在だった。
仮現説はギリシア語で、ドケイン(dokein)「~であるように見える」の意味。
もしくはドケシス(dokesis)で「幻影」とか「霊」という意味になる。
日本で徳川家康の実在を疑う者などおりませんでしょう?
それは比較可能な資料が大量に残されているから。
歴史上の人物など誰一人として「確かに存在していた」とは言えぬものですわ。
御子を否定する人はみな、御父をも有しておらず、
御子を公に宣言する人は、御父を有しています。