失われたジャーンを探して

作者 古森 遊

[ファンタジー]

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フランソワとミシェル姉妹は、王宮で何不自由なく暮らしていました。
ところがある事情から、母親であるマリアが姿を消してしまいます。
幼い姉妹も母を追って国を飛び出し、ジャーンの大魔法が満ちるという遠い国へやって来ました。
けれども、最近何だか様子がおかしいのです。
いつの間にか、姉妹にジャーンの大魔法を唱えてくれる人がいなくなっていたのです。
姉妹は再びジャーンの大魔法を唱えて貰うことは出来るのでしょうか?
そして、母にあえる日は来るのでしょうか。

ファンレター

相変わらずのセンスに嫉妬してしまいます。

 なんですか、もう! 「ニャーン」の呪いって、なんですか……!  すんなりとジャーンにかけてあるのがびっくりですし、どうしてこうもポンポンとネタが思いつくのかと感心しながら、それでもニヤニヤと笑ってしまいました。にゃーん!  顔の半分を隠しているのも、訪問者が激減してしまったのも、今のこのパンデミック社会そのままなのですね。そういった時事ネタをうまく盛り込んであるところ、本当に旬な小説だと思いました。  美味しいうちに食べられて、こちらは満足です!  そして、姉妹の来年がどうなるのかも楽 ... 続きを見る

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