ここで会ったが百年目

[日記・個人ブログ]

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108件のファンレター

 この冷めた時代、ポジティブな感動が難しくなってしまった気はしませんか?
 だからこそ、感動のありかを探してみたいと思いました。今まで、私は何に感動しながら生きてきたんだっけ? 自分でも忘れかけているので、あちこち再発掘を試みます。

 日々の雑記帳ではありますが、ブックレビュー多めになるかも? なるべく本気で感動したものだけを取り上げていこうと思います。かつてあった「ときめき」を思い出しながら。

※表紙イラストは、なっちゃん~様のフリー素材を使用させて頂きました。

ファンレター

29話、30話拝読しました

 実は藤沢周平はちょっと苦手で、ほとんど読んでいません。なんだか読むときに襟を正して読まなければいけないような清廉な印象があって……。でも、つばめさんの紹介文を読むとムラムラと読みたい気分になります。わりと男の子同志の盟友話が好きなので、この三人キャラが立ってて面白そうと思ってしまいました。そして、高瀬庄左衛門御留書もなかなか面白そうですね。孤独な主人公のキャラも好きですし、その孤高の人生にからむ人と人の縁を感じます。つばめさんが紹介文を書かれると、自分は苦手なものも面白く感じてしまいます。魅力のツボを余すところなく表現できるその才能がうらやましいです。
 あ、丸を表現するときに――のくだりはなるほどなあと唸りました。
 つばめさんの創作に対する真摯な姿の一端を見た思いです。

返信(1)

不二原さん、いつもありがとうございます! 返信遅くなりました。
不二原さんの作品では、確かに「男の子の友情」が魅力的に描かれていますね。「蝉しぐれ」は本当に少年たちのキャラが立っていて、そこが素敵。私も参考にしたいところなんです。
藤沢周平、清廉過ぎるイメージなんでしょうかね。作品の幅は大変広いですが、どれか一つを読むなら、やっぱり武家物時代小説をおすすめします。周平らしさが最もストレートに感じられますから。
円を表現する時に……のくだり、どんなジャンルにも共通する姿勢かもしれませんね。俳句をやっている母も、まったく同じことを言っていました。単純な説明に陥っちゃいけない。分かってはいるんだけど……いや、あきらめずにレベルアップしていきましょう(笑)!