報復は神の仕事~マジカル・カンファレンス2~

[現代ドラマ・社会派]

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 公安監視下のカルト宗教『原理神州鍵宮梯子の会』と信者の父親から逃亡し、泉水市に潜入した美少女、高山真奈。息をひそめ生活していたが、たんぽぽ食堂に集う住民と高校の部活メンバー達とのふれあいで、青春をリスタートし初めて恋をする。そして自分を苦しめた父親と教団は、それぞれに意外な結末を迎えるのであった。

ファンレター

読了~!

読了しました。面白かった~!(*^^*)
番外編2の須川親子の話は、そこだけ独立した短篇として読んでも、とても優れていると思いました。
それに続く福ちゃん、怖っ!><福ちゃんの心の闇があんなに深いとは…!怖いけれど、でも福ちゃんがあの闇から抜け出せる日は来るのかな、来ればいいなと思ってしまいました。そう思わせるのは、描き方にしっかりしたリアリティーがあるからですよね。感服です!^^
「報復は神の仕事」、作品のテーマが最後に荘厳に響きます。キリスト教というのを超えた、人間世界の真理として感じられるところが、この作品の醍醐味ですね。すばらしい作品だと思いました!(*^^*)

返信(1)

南ノさん、こんな長い話を最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
一見地味な須川親子を取り上げていただいて、嬉しかったです。以前、閉鎖された『セルバンテス』というサイトにこの作品を投稿していて、丁度須川親子の話をアップした頃、サイト終了のメールがきたんですね。で、その頃なかなかポイントがつかなくて諦めていたのですが、『ピンクのスイートピー』をアップしたとき、1つだけポイントが入って。で、ちょっと思うところがありました。今まで恋愛や派手な話でないと、ウケないと思い込んでいたのですが、こういう子どもの話でも読んでくれる人はいるんだ……と。南ノさんの言葉で、それを思い出しました、ありがとうございます。
福ちゃんみたいな人は、どこかに“いる”と思うのです。自分でも地獄行きだとわかっていて、行動力があるので手が付けられません(苦笑)。
『報復は神の仕事』は職場の人間関係のトラブルでまいっていたときに探し当てた言葉で、私は無宗教だけど常備薬のようになりました。言霊ってありますよね。
本当に身に余る言葉に感謝です、いつも励みになっています!