報復は神の仕事~マジカル・カンファレンス2~

[現代ドラマ・社会派]

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28件のファンレター

 公安監視下のカルト宗教『原理神州鍵宮梯子の会』と信者の父親から逃亡し、泉水市に潜入した美少女、高山真奈。息をひそめ生活していたが、たんぽぽ食堂に集う住民と高校の部活メンバー達とのふれあいで、青春をリスタートし初めて恋をする。そして自分を苦しめた父親と教団は、それぞれに意外な結末を迎えるのであった。

ファンレター

社会派コメディー

私も読了しました! 最後まで緊張感を失わない、力のこもった作品。またそれぞれのキャラの取り上げ方も素晴らしかったです。 佐久田さんは「ラブコメ」と自称していらっしゃるけれど、かなり社会派の要素を含んでいますよね。カルト宗教を始め、社会にはびこる問題をさまざまに取り上げてあって、読み応えも十分。「報復は神の仕事」のテーマも、荘厳に心に響きます。 佐久田さんの作品が大好き! なので、私がちょっとだけひっかかった部分についても書かせて頂きますね。 (以下は私の独断なので、スルーして頂いても結 ... 続きを見る

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読了~!

読了しました。面白かった~!(*^^*) 番外編2の須川親子の話は、そこだけ独立した短篇として読んでも、とても優れていると思いました。 それに続く福ちゃん、怖っ!><福ちゃんの心の闇があんなに深いとは…!怖いけれど、でも福ちゃんがあの闇から抜け出せる日は来るのかな、来ればいいなと思ってしまいました。そう思わせるのは、描き方にしっかりしたリアリティーがあるからですよね。感服です!^^ 「報復は神の仕事」、作品のテーマが最後に荘厳に響きます。キリスト教というのを超えた、人間世界の真 ... 続きを見る

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43話まで読了

わあ、びっくりしました! 最初は「バンド名は ”バイブル・シャッフル”」の章だけ読むつもりだったんですが、読み出したら止まらなくなって…。 それは西園寺という強烈なキャラに対するざらざらした違和感と共に、真奈ちゃんに対する、どこかちくちくする違和感が理由だったんです。 そうした違和感が、42話、43話まで読んでようやく衝撃の事実となって明らかになりました。そうか、そういうことだったのか…と。 特に43話。こういう場面を、逃げずに真正面から書ける佐久田さん、すごいです!それと、一筋縄ではい ... 続きを見る

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歌詞がすごい!

バイブル・シャッフルの歌詞がすごくて、圧倒されました! 佐久田さんが考えたんですよね? 素晴らしい出来栄えです。 西園寺の声を聴いたわけでもないのに、気づいたら脳内に過激な音楽が再生されてる。自分も緊迫したライブ会場にいる気分で、ハラハラしながら読みました。 カリスマ西園寺はどんな過去を持っていたのかな~。加害者には加害者なりの事情があるものなので、その辺も気になりました。 しかし瀬下理事は立場が強かっただけに許せな~い!! ここはガッツリ「勧善懲悪」を望みます(笑)。 真奈ちゃんの ... 続きを見る

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33話まで読了

番外編も、本編に負けず劣らず中身が濃くて面白かったです! 中学時代のクラスメートが真奈ちゃんをどう見ていたかがわかって、興味深かったです^^ 牧田君、途中まではちょっと切ない片思いと思っていたのに、「その晩から俺は●●の中で」以降は、思わず「…………」。 ま、中学男子だから、しょうがないっちゃしょうがないんでしょうけどね!^^; 森さんは、途中まではナチュカの「福ちゃん」に心酔しているみたいで、「だ、だいじょうぶ?!」とヒヤヒヤしてしまいましたが、ラストにすごく納得しました。勉強する意味 ... 続きを見る

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33話まで

三つの番外編、どれも良かったです!! それぞれの片思いが切ない~(涙)。だけど受験勉強の大変さなどを乗り越えて、成長する姿が描かれていて、じーんと心に沁みました。奏絵ちゃんのお祖母ちゃんなど、脇役もまた素晴らしかったです。 不幸な美少女、高山さんの姿もはっきりしてきたような気がします。複数視点は物語が立体的になって、良いですね。

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30話まで読了

本編読了しました。しっとりしたラストシーン、素敵でした! それと、ついに! けっこう気になっていた畑中さんの過去がわかりました。それにしてもあまりの意外さに、思わず「えー!@@」 でも、その後に出てきた「●●人に傷つけられると●●」という言葉がしみじみと染みました。 確かに、自分を傷つけるのは、嫌な悪人ばかりとは限らないんですよね。いや、嫌な奴と最初からわかっていれば、反発の気持ちが湧くからかえって傷にならない場合もありますが、「●●人」だと怒るに怒れなくてかえって内攻し、結果として大きな ... 続きを見る

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30話まで

高校生のピュアな恋愛。二人とも心に傷を負っているのに、ちゃんとお互いをいたわり合っているから順調ですね。 たんぽぽ食堂のメニューにも「いたわり」を感じます。生活の基礎がおろそかにされがちな時代だからでしょうか。「ちゃんと作られた」感の献立が書いてあると、それだけでほっとするんですよね。毎日のお料理って面倒臭いけど、頑張る価値はあるんだと応援されている気分になれます(笑)。 佐久田さんの表現はいつも面白いですが、今回は「湯通しして~乾燥させた」という、お父さんの描写に大爆笑でした!

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読破です。

佐久田さん、無事2を読破できました。楽しい時間でした。番外編でいろいろな人や話が更につながっていくところに、一連の作品の大きさをうかがい知ることができました。高山さんももちろんですが、森奏絵さんが気になります。ライブハウスには縁のない人生を送ってきたためか、そこはあまり入り込めませんでした。が、西園寺の生態も気になりますね。他に障害のない先天性のEDというのはちょっと無理があるかもしれません(ない、とは書いて無いですね)が、設定としてはすごく面白いです。3以降も読んでいこうと思います。有り難うご ... 続きを見る

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24話まで

古関先輩の悲しい過去にジーンときました。こういう、裏方をずっとやらされてきた人に日が当たって欲しいものです。先輩のお父さんも、相当なショックを受けたんだろうなあ……。 でも先輩、いざ真奈ちゃんとのお付き合いが始まったら、けっこう積極的ですね? 次の題名も「やりたいこと工程表」って……おいおいって感じ(笑)。でもこの「前のめり感」が高校生ですね。 佐久田さん、またお節介なんですが23話の大家さん「追求の手→追及の手」では? また読みに来まーす^^。

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リアリティが半端ない!

お久しぶりです。 ずっとランキング上位にいらっしゃるので、私にとってはもはや雲の上の存在。 他の方のファンレターは一切読まず、先入観無しで読み始めたら、出だしからぐいぐい引き込まれました。 まるでどこかのカルト宗教を体験されたようなリアリティに驚愕です! 私は高橋和巳の『邪宗門』の現代版のような小説を書いてみたいと思って、ストーリープロットだけは作りましたが、まだ自分は書けるレベルではないと脳内に冷凍保存してあります。 それにしても、佐久田さんは凄いポテンシャルをお持ちですね。すっかり ... 続きを見る

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26話まで読了

続きがすごく気になりますが、あと少しで本編が終わってしまうので、今日はここまでにしておくことにしました^^ 小関先輩、なんか百川先輩と「彼女観」が似ている気が……でも、その意味で村瀬さんのアドバイスはとても有効だったと思います~ それにしても、「今日は●●まではいくから」って宣言するって初めて聞きましたよ!(笑)雰囲気というものを考えないの?と思わず突っ込んでしまいましたが、おかげで続きがすごく気になったので、実はすごいテなのかも…^^; 次は、本編ラストの4話をじっくり読ませていただくつ ... 続きを見る

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18話まで

お父さん、怖かった~! どろどろした人間の思いが書いてあるだけなのに、現実に何が起こっているのか手に取るようにわかりました。佐久田さんの描写力、さすがです。 田中宮司がいてくれて良かったと思いました。だけど一方で「報復は神の仕事」のタイトルの意味もまた、おぼろげながら見えてきた(?)ところ。特定の人間を呪っちゃいけないんですね~。なるほど、と思いました!

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17話まで読了

ゆっくり読ませていただくつもりが、面白くて、「モノノケ透視図」の章一気読み!^^ たんぽぽ食堂の人々、大家さん、田所さん、それから私の推しの村瀬さんに再会できて感動です!(*^^*) それから田中宮司。かっこいいなあ!^^ いわゆるカッコいい型のカッコいいじゃないからいいんですよね。この人のカッコよさがわかるのは自分だけ、みたいな幸せな錯覚に陥ることのできるのがポイント(たぶん、同じように思う人は多いんでしょうが^^;)。 それにしても、真奈ちゃんのお父さんが怖い……><あの粘 ... 続きを見る

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30話まで。

佐久田さん、こんにちは。この章もいろいろなことがあり、面白かったです。養育費負担の比較とか。が、男子としては、特に村瀬さんアドバイスにおいて顕著な、「女子に操作されている恋愛」感覚を再認識させていただきました。うーん、恋愛において男は孫悟空。相手の手のひら上から出ておりません。そして小関先輩の理系的なストレートすぎる発言は、むしろ好感を持ちます。いろいろ頑張っても、結局デリカシーとか無理ですからねー。このくらい素直な方がいいのかも。また続きも読みに来ます。有り難うございました。

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13話まで

高山さんのような美少女に好かれたら、普通はそれだけで舞い上がっちゃいそうですが、古関先輩はなかなかガードが固いですね。二人ともそれぞれに心に傷を負っているからこそ、なんでしょう。この二人には幸せになってもらいたいなあ~! この町に強力な宮司さんがいて助かった! でも父親と教団の生霊、手ごわそうで怖いです……。

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のっけからすごい展開

佐久田さん、これすごいです! 冒頭から息をもつかせぬ展開でハラハラドキドキ。今5話まで来たところで、主人公にようやく平和が訪れたように見えますが、この教団からうまく逃げおおせたのかどうか、まだ恐れるような気持ちでいます。 佐久田さんは長編でも素晴らしいストーリーテラーですね。引き込まれます。この先も楽しみです!

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異世界は地続き

「異世界は地続き」の章読了です。 甘酸っぱい初恋話、よかった~!(*^^*) 小関先輩と高山さん、初々しいふたりのコイバナにきゅんきゅんしてしまいました! そうかあ、高山さんって、矢車草のイメージなんだぁ…素敵です。それをさりげなく言っちゃう部長、計算してやってるのでなければ天性の●●●たらし!(笑) このふたりって、どちらも自己評価が低いんですよね。どう見ても相思相愛なのに…><でも、このもどかしさが正に初恋の味! この章の最後では、異世界も仄見えてきて……。続き、楽しみ ... 続きを見る

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18話まで読みました。

佐久田さん、引き続き楽しませていただいております。宮司のオタぶりが際立っており、そこに捕まってしまいました。カルト宗教とDVとを絡めてそこから逃げ出す訳ですが、その逃避地には、お祓いがあるという構造が面白いですね。よりオタク路線が濃くなっていきそうですが、ワクワクしながら慣れぬ世界に踏み込んでいこうと思います。有り難うございました。

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番外編2を拝読しました

 え~、思っていたのと全然違う福田さんでした。そ、そんな人だったのですね。  番外編2はドロドロの人間関係を余すところなくドロドロに書かれていて、その真っ向勝負の筆致に圧倒されました。迫力ある読み応えでした。  最後に出てきた根津さん、さらっとして人生の流れをスイスイすり抜けていくのがカッコ良かったです。あんな仕事に手を付けていても、なぜか清涼感満載。商売と割り切って、手際よくこなすその姿。そのクールな性格、ファンになってしまったかも~~!

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