オペラを見て死ね!

[創作論・評論]

346

223,545

67件のファンレター

何となく敷居の高い、オペラの世界。だけど分かるようになってくると、断然面白いのです!
というわけでチャットノベルで「物語」を、引用した動画で「歌や音楽」をお伝えする試みに挑戦します。芸術だからとかしこまらず、ツッコミ満載で楽しんでみるのもアリではないでしょうか。
まずは親しみやすく、上演頻度の高い演目から。あくまで一ファンの立場からのご紹介で、内容は初心者向けです。よろしくお願いします。

表紙写真:パリ・オペラ座(ガルニエ宮)

ファンレター

11話まで

すごく盛り上がってきていて、とにかく楽しいです!^^
チャットノベルという形式だからこその自由さも感じます。しかも、数に限りがある公式アイコンを使うことからくるカオスでシュールな感じが、かえってすごくいい味を出しています^^
レメンダードのビジュアルは(ある意味)強烈なインパクトがありました(会社の万年係長さん的な…笑)…そこからメタフィクション的な台詞になるところも面白くて、「おだまり、レメンダード!(作者より)」にはたまらず吹き出してしまいました(*^^*)
悪い人たちの悪だくみの相談なのに、舞台に漂うこの楽しげな雰囲気は何?とあっけにとられた時、ふと、「そうか、『これから芸術を鑑賞するぞ!』と固くならず、場面によっては「ルパン三世」的なピカレスクロマンとして気楽に楽しめばいいんだ」と気づきました。
つばめさんはこの作品を通して、「高尚で敷居が高い芸術」というオペラのイメージを一旦壊し、エンタメ要素満載の、本来の舞台の楽しさを伝えようとして下さっているんだなって感じました。
そして、だからこそと言うべきか、ホセの「花の歌」は圧巻でした! 切々とした恋情を歌いながら、東洋的な情緒とはまた違った厚みとパワーがありますね。笑って感動して…「つばめ劇場」最高です!

返信(1)

三奈乃さん、いつもありがとうございます!
すみません、メタフィクションの部分では、やや調子に乗りました(笑)。公式アイコン、もう少し種類が欲しいな~とは思いますが、この制約の中でどこまで表現できるかが勝負かもしれません。もう少し実験を続けてみようと思います。
三奈乃さんの「ルパン三世」に例えた分析、お見事です! そうなんですよね、まさにピカレスクロマン。昔の作品を楽しむというのは、その時代の先鋭的な「ギャグ」のセンスを読み取らねばならない部分があって難しいのですが、基本的には昔の人と同じように気楽に接して良い、と私は思っています。専門家には怒られちゃうかもしれませんが(笑)。
ホセの「花の歌」、実力のある人が歌わないと迫力が出ないんですよ(ただの女々しい歌になっちゃう)。動画も曲によっては選択肢がなくて、選ぶのはなかなか難しいのですが、なるべく質の高いものをご紹介したいと思います。またぜひお付き合い下さい!