声の記憶

[ノンフィクション]

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14件のファンレター

コロナ禍で引きこもり生活を送っていたら、ふと子供の頃の記憶が蘇りました。
それは世界の物語が吹き込まれたLPレコード。
錚々たる朗読者による、夢のようなレコードたちの〈声〉の記憶……

ファンレター

生々しい記憶

三奈乃さんがどれだけこの朗読を楽しんで聞いていたのか、この記憶力の確かさに現れていますね! 素晴らしき愛着。私も一緒になって聞いているような錯覚に陥りました。
子供は本物を見抜くって、まさにそう! 子供だからっていい加減なものを与えちゃいけないんです。子供は本当に良いと思ったものにしか、心を動かされてくれません。ものすごくシビア。
分かっているんだけど……自分が親の立場になってみたら、これが難しいこと(笑)! ピンポイントで当てるのは無理なので、現実的にはいろいろ与えてみて、あとは子供本人に選ばせる、という感じでしょうか。三奈乃さんは(元々の能力が桁違いだったんでしょうけど)本当に良い出会いをなさいましたね。羨ましいです^^。

返信(1)

つばめさん、ありがとうございます‼
つばめんさんは以前、御自身が子供たちに読み聞かせをしていると仰っていましたが、文字で読むのとはまた異なり、朗読ならではの力、朗読だからこそ伝わるものがあるんですよね!
つばめさんの朗読をしっかり受け止めて、自分の何かにしているお子さんは、きっとたくさんいるのだと思います^^
幼い私が、超一流の朗読者の朗読を、それと知らずに虚心に聴いていたのは、今更ながら本当に贅沢なことだったと思っています。
もちろん、今新しく作られたものの中にも、いい物はいっぱいあるとは思うのですが、自分がかつて夢中になって読んだり、聞いたりしていたものというのは、かけがえいのない宝というか、やっぱり別格なんですよね。
絵本などでも、今でも書店で、かこさとしの『にんじんばたけのパピプペポ』とか、H.A.レイの『ひとまねこざる』とか、自分が子供の頃に読んでいた作品が売られているのを見ると、なんだか胸がいっぱいになってしまいます(*^^*)