声の記憶

[ノンフィクション]

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19件のファンレター

コロナ禍で引きこもり生活を送っていたら、ふと子供の頃の記憶が蘇りました。
それは世界の物語が吹き込まれたLPレコード。
錚々たる朗読者による、夢のようなレコードたちの〈声〉の記憶……

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ファンレター

完結おめでとうございます

「梨売りと仙人」、南ノさんによる原文の解説と朗読版の比較を拝読できるとは、とっても贅沢な回でした! いかがわしさすらある「道士」と超俗的な「仙人」では、物語の印象がまったく違いますね。原文の方だと、道士が梨を一瞬にして育たせる場面は、梨売りにざまぁするために術を見せびらかしているように感じます。チェン・カイコー監督の映画「空海」(2017)の中で、この原作とほぼ同じ場面が描かれていました。(梨売りは出てきません)。群衆は道士の術に驚き、主人公の若き空海だけがそれを幻術であると見抜くという場面でし ... 続きを見る

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泣いてしまいました

梨売りのお話! 聊斎志異! これ大好きです。それを米倉さんのお声で聴けるなんて、なんという贅沢!! でも私も聴かせていただいた気がしました。それがいまの三奈乃さんにつながっているんですね。「終わりに」を読みながら、涙が出てきただけでなく、なんだか体が熱くなりました。 聊斎志異が原文で読める三奈乃さんが羨ましいです。私、太宰の「清貧譚」(菊の精のお話)と「竹青」(カラスの仙女のお話」が好きすぎて、聊斎志異を、岩波少年文庫とちくま文庫の現代日本語訳で読んだんです、それもほんの数年前(大人になってか ... 続きを見る

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文章の波動が心地よいです

 私は耳で聞くのが得意ではなく、レコード、CDの記憶がありません。だから、このエッセイを読むと音とともに何かとても大切な何かが南ノさんの記憶に保存されているようで、とてもうらやましくなります。ゲゲゲの鬼太郎の熊倉さんの声や、米倉さんの姿(声は思い出せない)がPCの画面からあふれ出すようで、ノスタルジックな世界に浸らせていただけました。梨の話は、どこかで読んだか聞いたかしたことがありますが、「聊斎志異」が出展だったのですね。(今知りました)  おわりに、も名文で、読んでいて画面からどこか懐かしい ... 続きを見る

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堪能しました

南ノさんの“履歴書”を覗かせていただいて、素敵な時間を過ごしました。南ノさんが中国文化、中華世界に興味を持つきっかけが『梨売りと仙人』。梨の種が南ノさんの心にも蒔かれていたようにも思えて。ところで原作は随分賑やかで愉快なんですね。米倉斉加年さん朗読版と原文(!)それぞれを解説していただいて、興味深く読みました。レコード・ジャケットを胸に抱くシーン、クヌギの木に流れる夕方の光はまるで絵のよう。それから、「当初は思い出していなかった記憶が新たにいくつも蘇ってきて~」からの描写はすっごくよくわかります ... 続きを見る

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米倉さんの絵本

米倉さんの絵本『多毛留』を読んだ時の衝撃を思い出しました! 絵もストーリーも忘れられないぐらい「刺さる」ものでした。 だけど私ときたら、いつどんな状況で読んだのか……全然思い出せないところが、三奈乃さんとの違いなんだなあ(笑)! 朗読の声の力で、この中国の古典が子供の心を動かすに至るなんて。これだけ大きなものを受け取った三奈乃さんの感性もまたすごいと思います。 素晴らしい、子供時代の思い出を聞かせて頂きました。ありがとうございました^^!

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長靴をはいた猫&三匹のやぎ

北林谷栄さんと熊倉一雄さん、南ノさんのおかげで名前を覚えましたよ! 『となりのトトロ』のおばあちゃん役だったとは。ディズニーの『眠れる森の美女』の魔女マレフィセントも演じておられたのですね。『名探偵ポワロ』のポワロ役ならばよく分かります! お二方とも、今まで名前は知らなくとも自然に聴いていたのだなぁと分かりました^^ 北林谷栄さんの来歴紹介で、『どん底』『かもめ』などが舞台で上演されていたと知って、すごく観てみたいと思いました。『闇の力』って聞いたことがないなぁと思って調べてみたら、はるか昔に絶 ... 続きを見る

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がらがらどんだ!

私はこれ、「三びきのやぎのがらがらどん」でおなじみでした! ノルウェーの昔話なんですよね。トロールは、日本人に分かるようにするためなのか、絵本によっては「鬼」と表記されているのを見たことがあります。 以前、息子を連れて通っていた児童館で、先生が「エプロンシアター」をやってくれたのが印象的でした。ポケットから出てくるヤギが、小、中、大とだんだん大きくなって、圧倒的なトロールを打ち負かせるほど強くなっていくそのさま。人が成長して、困難に打ち勝つことができるようになっていく姿を現したものなのかもしれ ... 続きを見る

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第8話

ラストがとても胸に迫りました。「●●を、信じる」。私はいつもおっかなびっくり及び腰(笑)で「橋」を渡っているのですが、「トロール出てこい、さあ出てこい!」そんな風に背筋を伸ばして、自分の気持ちを少し明るくして渡った方が、きっと上手くいきますよね。それを『ゲゲゲの鬼太郎』の歌の熊倉一雄さんの声で言われたら、有無を言わさない妙な迫力と説得力を感じそうです。 物語の深層を抽出する南ノさんのナビゲートに、心打たれました。まるで人生へのエールですね!

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トロール!

私も「トロール」だと思います。「ムーミントロール」であって「ムーミントロル」ではないですから……。熊倉さんの声が「耳に」浮かぶようです。贅沢だなあ~。私も堪能させていただきました。^^ それにしても三奈乃さんはこのおはなしをそんなふうに考えておられたんですか。私は最初から、三頭はしめしあわせてトロールをからかっているんだと思っていたんだけど。だって本当に大やぎくん独りが英雄なら、いちばん最初に彼が渡ってトロールを退治しておけばいいんじゃないでしょうか?? 小や中もあれは彼らなりに戦っているんじ ... 続きを見る

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生々しい記憶

三奈乃さんがどれだけこの朗読を楽しんで聞いていたのか、この記憶力の確かさに現れていますね! 素晴らしき愛着。私も一緒になって聞いているような錯覚に陥りました。 子供は本物を見抜くって、まさにそう! 子供だからっていい加減なものを与えちゃいけないんです。子供は本当に良いと思ったものにしか、心を動かされてくれません。ものすごくシビア。 分かっているんだけど……自分が親の立場になってみたら、これが難しいこと(笑)! ピンポイントで当てるのは無理なので、現実的にはいろいろ与えてみて、あとは子供本人に ... 続きを見る

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小説情報

声の記憶

南ノ三奈乃  minano

執筆状況
完結
エピソード
11話
種類
一般小説
ジャンル
ノンフィクション
タグ
エッセイ, 記憶, LPレコード, 物語, 声, ノンフィクション, 昭和
総文字数
21,895文字
公開日
2021年06月23日 17:58
最終更新日
2021年07月06日 18:22
ファンレター数
19