修羅街挽歌 山口県るるせトリップ

[ノンフィクション]

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成瀬川るるせが山口県へ行ったときの記録と記憶。
『修羅街挽歌』とは、山口県湯田温泉出身の詩人、中原中也が詩集に付けようとしていたタイトル案です。

ファンレター

魅力溢れる旅行記!

第5話まで拝読しました。
note版の方で、殆んどリアルタイムでの旅行記を毎回楽しみに読ませていただいていましたが、その時、旅行記は「鮮度」が大事なんだなあ!と改めて思ったのです。
旅の中で心の琴線に触れたことを、できるだけ時間をおかずに書く。そのことによって、るるせさんの心の震えや感動がそのまま読者に伝わるんですね。
そのほぼリアルタイムのnote版を基に、「少しだけ時間をおいた」後の論考を新たに付け加えたこのノベルデイズ版! るるせさんが常にしっかりとした方法論に則って、意識的に執筆されていることがよくわかります。
また、それを可能にするのが、るるせさんの圧倒的な筆力なんですよね。こうして生まれる作品が面白くないわけないじゃないですか!
続きを心から楽しみにしています~(*^^*)

返信(1)

南ノさん、お読みいただき、ありがとうございます。そう、「鮮度」って大切で。小説のモチーフを「ネタ」と呼ぶからには、「鮮度の良いネタ」もあれば、「ネタが腐る」こともあるというわけです(言葉遊びかもしれませんが)。もちろん、ネタを熟成させることももちろん、必要だと考えています。旅行記の場合、書くときに、興奮や感動を伝えるのに、旅先で書いて、それを投稿していく、ということをしたのですが、これはやっぱり、インターネットの投稿サイトという存在、そしてnoteっていうウェブサイトの特質を活かそうと考えたことが大きいです。noteってひとつの投稿した記事単位で読むひとがほとんどで、長編小説を連載するには不向きだし、旅行記も時系列に沿り過ぎて前後の記事の文脈がわからなくなっている文章には向かないので、そこは工夫をしました。NOVEL DAYS版では、パッと読んで終わりではなく、少しまどろっこしいかもしれないけど、NOVEL DAYSだからこそ書けるような感じの文章を書きたいと思っています。