ここで会ったが百年目

[日記・個人ブログ]

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108件のファンレター

 この冷めた時代、ポジティブな感動が難しくなってしまった気はしませんか?
 だからこそ、感動のありかを探してみたいと思いました。今まで、私は何に感動しながら生きてきたんだっけ? 自分でも忘れかけているので、あちこち再発掘を試みます。

 日々の雑記帳ではありますが、ブックレビュー多めになるかも? なるべく本気で感動したものだけを取り上げていこうと思います。かつてあった「ときめき」を思い出しながら。

※表紙イラストは、なっちゃん~様のフリー素材を使用させて頂きました。

ファンレター

第38話

以前NHKのテレビでエッセイスト(?)の杉浦 日向子さんが「お江戸でござる」とかいう番組で、江戸についてあれこれ楽しそうに解説していたのを思い出しました。
何か江戸って、面白そうな時代に見えるのかもしれないですね、現代から見ると。

やっぱり企画を出して、編集者さんといろいろやらんといかんのですよね…

「人間を書こうよ」って、いい言葉ですね、そう言われてそうしようとする素直さ。
素直、大事ですね、仕事では特に、人の意見をきく素直さが大切になってくると思います。
(いろんな人の言うことを聞き過ぎて混乱することもあるけれど)

「もっと地獄が待っている」、やっぱり好きなことだけ書いてやっていく、というわけにはいかなくなるんでしょうね。

歴史小説、事実に沿って書かないといけないんだろうなぁと思っていましたが、そんな厳密でなくてもいいのかしら。
でも呉服屋さん、ファッションなのだから、お客さんに合ったカラーをコーディネイトする作業、自然に伴っていたんだろうなと想像します。

時代小説というか、つばめさんがプロフィールに書かれている「こんな人間がほんとにいたのか」みたいな人物史は、とても興味があるし、ちゃんと書いてみたいなぁと思ったりします。

こういう講座は出たことがなかったのですが、もっと地獄が待っているなんて言われたら、ぼくなんか諦めてしまいそうです…

できることをやって、精進していくしかないなぁと思います。貴重なご報告、ありがとうございました!

返信(1)

かめさん、こんにちは! 最近放ったらかし気味なのに、貴重なレターを頂き恐縮です(笑)。ありがとうございます!
杉浦日向子さんのトーク、私も覚えてます! 柔らかい口調でとても素敵でしたよね。江戸時代に惹かれる人が多いのは、現代とはあれほどに「見た目」が離れているのに、中身は結構そのまま、日本人の感性って変わっていないんだなあと思わせてくれるからじゃないでしょうか。かく言う私も、明治以降を舞台にした時代小説(ここにも秀作は多いけれど)よりも江戸以前に惹かれるところがあります。意外性を含んだものであって欲しいというか。

かめさんのドン・ジョバンニ考を読み、私もまた「書きたい病」がうずうずしてきました(笑)。時間はあまり取れなくなっているのですが、まずは書評から再スタートしてみようかな……。かめさんの文章、スピード感がすごくて圧倒されます。今の私はそこまで行けませんが(かめさんのキルケゴールに対する思いと同じ?)、また書き出したらお付き合い下さいませ~^^。