オペラを見て死ね!

[創作論・評論]

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67件のファンレター

何となく敷居の高い、オペラの世界。だけど分かるようになってくると、断然面白いのです!
というわけでチャットノベルで「物語」を、引用した動画で「歌や音楽」をお伝えする試みに挑戦します。芸術だからとかしこまらず、ツッコミ満載で楽しんでみるのもアリではないでしょうか。
まずは親しみやすく、上演頻度の高い演目から。あくまで一ファンの立場からのご紹介で、内容は初心者向けです。よろしくお願いします。

表紙写真:パリ・オペラ座(ガルニエ宮)

ファンレター

64話まで

60~61話がケルビーノ君萌えなら、62~63話はスザンナちゃん萌えでした!(*^^*)
気の強いところがあるけど、頭の回転がはやくて、かわいいスザンナちゃんあってこそのこの作品なんだ、という気がします。
憎たらしい敵役の伯爵…でも、その伯爵に共感性の高い歌をうたわせているというつばめさんのご指摘に、なるほど~です^^
社会批判を盛り込みつつも、より高い次元で「人間喜劇」として昇華されているのが、『フィガロの結婚』というオペラなのかなと思いました。
そして、64話。ボカロ版は、アニメの絵コンテみたいな感じで、構成がよく理解できました。そして同時に、改めて、オペラの魅力は人間の歌手がうたうところにあるんだ!というのも、すごくよく理解できた次第です(笑)
いよいよここから怒涛のフィナーレへ向かうのでしょうか。
ああ、終わりが近づいてくるのが残念です~!


返信(1)

三奈乃さん、素敵な分析、ありがとうございます! そうそう、スザンナの魅力がこの作品を左右しているような気がします。陰の主人公ですね。
だけど私、この作品がひどく「冗長」であることに今になって気づいてしまったんですよ……どうしましょう(笑)⁉ ここから第2幕のフィナーレに向かいますが、この曲だけでもひどく長いし、さらに第3幕、第4幕があるなんて言うと皆様にうんざりされちゃいそうです。
ボーマルシェやダ・ポンテには「もっと焦点を絞れ」と言いたいところですが、18世紀にはこれでも受けていたんですよね。そしてこの演目が今も世界中で愛されているのは、やっぱりモーツァルトの曲のお陰なんでしょう。
第2幕はこのまま台本に沿って続けますが、3,4幕はかなり形を変え、物語はざっくり、解説中心にしてみようかなと思っています。引き続きよろしくお願いします。