本の話

作者 かめ

[創作論・評論]

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7件のファンレター

今まで読んだ本の話です。
ジャンルの住み分けがよく分からず、「評論」になるのか…
そんな堅苦しいものではありません。

ファンレター

第59話と第67話

はじめまして。キルケゴールとニーチェ、フロイトを併読してらっしゃるのですね! 15歳からずっとキルケゴールを読みたいと思っておられたとは、哲学少年だったのですね。いまは、キルケゴールの何を読まれているのですか?
キルケゴールはさまざまな著作で独自のキリスト教理解を示していて、わたしも参考にしています。
キルケゴールが「沈黙のヨハンネス」という筆名で発表した『おそれとおののき』は、旧約聖書に登場する主人公アブラハムについて論じています。わたしは現在、バイブル・スタディを連載中なのですが、どこかでこの『おそれとおののき』のアブラハム論を紹介できたらな、と思っています。(かなり難しいチャレンジかもですが…)

かめさんの本のお話、引き続き応援していますね!

返信(1)

mikaさん、はじめまして! ありがとうございます。
そうなんです、自分の中でバランスをとって読んでいる感じです、キルケゴールは「こう解釈していいのか?」と考えさせられてばかりで、ニーチェは狂気な感じがあって(イメージなんですけど)怖いですし、フロイトでお茶を濁すといいますか…
今は、「哲学的断片」を読んでいます。もう少しで読み終えるんですが、いきなり難しい所に当たって、進むのに時間が掛かっています。

キルケゴール、「ほんとうのキリスト教」を目指していたみたいですね。ほんとにすごい覚悟で、キリスト教に向かっていた…
日本で受け入れられない(?)のは、そこら辺のところが、壁になっているような。でも、キルケゴールにはどうしても惹かれます。
いやぁ、しかしキルケゴールのことで、コメントを頂けるとは思っていませんでした、嬉しいです。
「おそれとおののき」…、何か、タイトルだけで微笑んでしまいます、いいですね、キルケゴールらしくて。

キルケゴールの著作について書くって、すごい難しいですよね。何かの弾みに、バババと書けそうな気もしますが…。
mikaさんのバイブル・スタディ、読ませて頂きます。
「おそれとおののき」、家にないので、mikaさんの作品で勉強させて下さい^^