オペラを見て死ね！
何となく敷居の高い、オペラの世界。だけど分かるようになってくると、断然面白いのです！
というわけでチャットノベルで「物語」を、引用した動画で「歌や音楽」をお伝えする試みに挑戦します。芸術だからとかしこまらず、ツッコミ満載で楽しんでみるのもアリではないでしょうか。
まずは親しみやすく、上演頻度の高い演目から。あくまで一ファンの立場からのご紹介で、内容は初心者向けです。よろしくお願いします。
表紙写真：パリ・オペラ座（ガルニエ宮）
ファンレター
ドタバタ喜劇なのかと思った『フィガロの結婚』、ラストはこんな圧倒的な感動が押し寄せるとは！
これもひとえに、つばめさんの痒い所に手が届くような、行き届いた解説のおかげです^^
「あれをなくして……あたし困った」、天才少女の表現力だからこそなのかもしれませんが、あれはどう見ても手紙のピンを失くしてしまっただけの歌ではないですよね。つばめさんの解説を読むと、確かに革命という嵐の前の不穏な空気を感じます。それから、庶民であるフィガロやスザンナのアリアが格調高く、それが音楽的に小さな「革命」になっているというところ、正に目からウロコでした！ 時代が変わっていく、その大きなうねりがオペラを通して迸るような気がしました。それにしても、モーツァルトはこんなに深い意味を、一見明るく楽しい喜劇に込めていたんですね。笑いは知性であり、批判精神の表れだと改めて感じた次第です。
つばめさんのこの作品、大変な労作だったと思います~^^ 動画によって音楽的な魅力を堪能できただけでなく、台詞やそこに込められた意味を知ることによってオペラの魅力を立体的に感じ、味わい、そして心から楽しむことができました。
また、二期会さんの演出はすごくわかり易くていいですね、すっかりファンになりました（*^^*）
最近忙しくて、ずっとアクセスできない状態だったのですが、今日は久しぶりに拝読させていただきました。残り二話は、またじっくり鑑賞したいと思います。長い連載、本当にお疲れ様でした。そして堂々の完結、おめでとうございます！
返信（1）
そう、思い付きで、実験的に始めたチャットノベルなんですが、意外なほどのめり込んで書くことができたんですよ。これもひとえに、お付き合い頂いた方のお陰で、感謝の念に堪えません。
また、見えてきたこともいろいろ。動画の引用は、動画制作者の方がリンクフリーにして下さっている物でないとできないので、クラシック音楽を含め、古い「名作」ならかなりできるけど、ポップス系の音楽など新しい作品では難しいだろうな、とか。この作品と同じ手法でチャットノベル化ができるかどうかは、ジャンルによると言えそうですね。
オペラはチャットノベルと相性が良いような気がします。いつの日かシーズン２を開催しますので、ぜひぜひお越しください！