修羅街挽歌 山口県るるせトリップ

[ノンフィクション]

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成瀬川るるせが山口県へ行ったときの記録と記憶。
『修羅街挽歌』とは、山口県湯田温泉出身の詩人、中原中也が詩集に付けようとしていたタイトル案です。

ファンレター

第25話 やぶからスティック【16】Interlude

前回までの読み応え充分な重厚な歴史編から、曲調が変わって間奏のような、幕間のような回。
桐乃さんも出てくる中原中也記念館の回は、ふたりが文芸力をチャージするようでわくわくします。(ハンターハンターでいえば蟻編の、念能力で殴られると念能力が目覚めて強化されるような、あれです)
るるせさんの文章から、文学に対する「愛」がビンビンに伝わってきます。
「高校生の頃、古本屋で買って表紙がぶっ壊れるまで読み込んだ」詩集と、また邂逅して熱き魂が呼び起こされていく……今回の旅は運命ですね。文学と何度も出会いがあるというのが素敵。そしてるるせさんが語る、文学や文化がバタフライエフェクト的につながる話も面白いです。

それから、活動報告を見ました、8/5誕生日おめでとうございます! るるせさんにとって、実り多い年になりますように。

返信(1)

そういうことで今日、誕生日でした、ありがとうございます!! 祝っていただきとてもうれしいです。文学とこっちが離れようと、何度だって出会いがある。運命を自分でも感じます。「愛ですよ、愛」。今日は大学教授から「成瀬川先生として活躍しておられますが、例えば自分から見て異性の、女性キャラも出てくるわけですがそれはどういう方法でお書きになられているのですか」と言われ、教授職の方に先生だなんて言われたものだからあわあわしてしまいました。文学などに親しんでいるからあまりに当然のように書いているけど、意外と文芸の世界の外のひとから観たら小説を書けるって特殊な能力(ここで言えば念能力)なのかもしれないな、と思いました。この念能力みたいな文芸力とこれからも上手に付き合っていきたいです。
p.s.今回はほぼ確実に実り多い一年になりますよー!! 頑張ります!!