オペラを見て死ね!

[創作論・評論]

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67件のファンレター

何となく敷居の高い、オペラの世界。だけど分かるようになってくると、断然面白いのです!
というわけでチャットノベルで「物語」を、引用した動画で「歌や音楽」をお伝えする試みに挑戦します。芸術だからとかしこまらず、ツッコミ満載で楽しんでみるのもアリではないでしょうか。
まずは親しみやすく、上演頻度の高い演目から。あくまで一ファンの立場からのご紹介で、内容は初心者向けです。よろしくお願いします。

表紙写真:パリ・オペラ座(ガルニエ宮)

ファンレター

81話(大力作に感動の涙)

 81話まで読ませていただきました。第75話、すこし枝葉に逸れてしまいますが二期会さんのダンスのシーンがいかにも貴族的で素敵でした。フィガロは曲も綺麗だし豪華絢爛で素敵です。オペラを見ているとゴージャスな気分になれますね。75話のバルバリーナのアリア、凄いですね、12歳ですか~~まさに天才。(いつも言っておりますが、こんな動画を探しあてるつばめさんも天才)。そうか、今後フランス革命になるんですね……。予見していたとしたら、モーツァルト流石だな! 77話1『8世紀の「しがないサラリーマン」バジリオ』このキャッチコピー好きです。彼の歌の歌詞と共にバジリオのファンになってしまいました。79話「オンブラ・マイ・フ」好きなんです。ありがとうございました!
 いや~大力作を楽しませていただきました。フィガロは長いのに細かいところまでフォローされていて、登場人物の気持ちになれたり、俯瞰してその時の歴史的な背景を味わったり、そして音楽的な解説もあって……凄い(感涙)。おまけに、動画付き。今度フィガロを見るときには、必ず再読したいです。至れり尽くせりの名ガイドブック爆誕!!! 魔笛以降は次回の楽しみにとっておきます。
 ご無沙汰しておりました。本日より復帰です。今後ともよろしくお願いいたします。

返信(1)

不二原さん、お帰りなさい(笑)!! 戻ってきて下さってうれしいです。またよろしくお願いします。
74話のダンスシーン、いかにもロココといった雰囲気で素敵ですよね。「フィガロ」はこうした貴族の世界がきらめきを放っていた最後の時代ですが、私たちはこの豪華絢爛があともう少しで崩れ行く運命にあることを知っているからか、バルバリーナのアリアと同様に物悲しい雰囲気も感じます。
仰る通り、「フィガロ」を愛する人たちはこのゴージャスな空気を求めて劇場に足を運ぶんだと思います。オペラは極端な描き方をしているけど、やっぱりその時代の空気を映す鏡なんですよね。「18世紀のしがないサラリーマン」みたいな、身近なキャラを発見する楽しみもあるし(笑)。
「至れり尽くせりの名ガイドブック」と言ってもらえて、すごくうれしかったです。シーズン2で皆様をがっかりさせないよう、頑張らなくては!
魔笛以降もぜひお付き合い下さい。不二原さんの作品も楽しみにしていますね!