【オセロニアン・セレクション２０２０】最優秀賞受賞

　この度は、表題のような素晴らしい賞をいただき、感無量です。心からお礼を申し上げます。

　そして、本来ならば私が祭典に顔をお出ししなければならないところを、代理として高嶺バシクさんにお願いしました事、恐縮に存じます。

　『ノベロニア』は、正直、あまり目立たずに活動してきました。
　アートとは違い、「文章」という、触れるには根気の必要なものを扱う以上、仕方ないと思ってきました。
　それでも、共に表現し合い、そして、目にして何かを感じてくれる人がいて、これまで続けてこられました。『ノベロニア』に関わる全ての皆様が「仲間」というコミュニティになって支えていてくれる。だから、やってこられたと思います。

　その集大成である『ノベロニア・アンソロジー』を、このように取り上げていただけた事は、全てのノベロニアンにとって光栄の極みです。

　アンソロジーの提案をいただいた冬厳さん、アイデアを出してくださった嵐山さん、そして参加者の皆様、応援をいただいた読者の皆様、「オセロニア・コモンズ」という、自由に表現できる土壌を作ってくださった運営様、全ての皆様に感謝します。

　今後も、『ノベロニア』という言葉を初めて聞かれた方にも触れていただけるような作品を、作り続けていきたいです。

　アンソロジー企画はこれで終わりません。
　次回は、9月の新たなるシーズンに向けて、計画をしていこうと考えています。
　何か新しい試みができればと思っています。

　また、ノベロニアでは「マンスリーテーマ」「呟ロニア」等、Twitterを中心とした活動も行っています。
　読者として、作者として、参加してくださる方が増えたら、これ以上の喜びはありません。
　是非、オセロニア小説の世界に触れてみてください。

　どうか、これからもノベロニアを、よろしくお願いいたします。
　この度は、誠にありがとうございました。



　山岸マロニィ