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文字数 779文字

「日本の何処へ行く?大阪か?」

と誰か

『いや、東京だろう。いや名古屋と言う手もある。北海道は寒い。九州は?大したものもない』

 あのね〜、遊びに行くんじゃないのよ〜。
○ジラじゃあるまいし!
 いやスカイツリーに登りたいかな、あはは!
第一目標、スカイツリー!
俺達はスカイツリーを破壊した!
そして俺達は各国を回って、破壊の限りを尽くした。その気は無かったが。
 台風よりも強い風と、無駄な各国の軍隊の
ミサイル攻撃が町の被害を拡大していった。
洋上での核攻撃も検討されたが、当たらない
ミサイルを撃つのは何処の国も消極的だった。

 3日目、俺達は腹が減っていた。
この船の様な物は俺達をエネルギー源としているのだ。段々と弱ってきた。
このままでは・・・。
 すると誰かが、

「ヨキセヌ二世の星へ行かないと俺達は死ぬ。
宇宙へ飛び立とう」

と言った。俺は、これは最後の賭けかもなと、それを承諾した。
 だがどうやって宇宙へ?
元々、その為の船なのだからと考えると。
再びヨキセヌの声、

『羽を閉じろ。重力エンジン起動。座標固定。時空間転送装置起動』

 何だかねぇー、さっさと出て来い!今頃〜
と思っていると宇宙に出た。
ミサイル衛星が狙ってきたがやはり当らない。
 俺達は、あっという間にワープした。
そして、俺達の発祥の惑星に到着した。

 途端に俺達は口からバラバラと脱出出来た。
森が沢山あった水も豊富だ!
ここは楽園じゃねぇか?!
俺達は、そこに住むヨキセヌ二世の同族達に、何匹か質問をされた。
 この星では俺達は、神の使いとして尊ばれていたようだ。虫ケラ扱いではなかった。
俺達は地球の話をした。
どういう扱いを受けたかもだ。

 ✳✳✳✳

 それから数年後。
地球は、巨大な数百の黄金虫宇宙船に攻撃を受けて。ヨキセヌ二世の星の者達に、占領される事と成った。

 終わり。


 平成28年8月22日初稿
 令和5年10月8日加筆修正。
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