第25話 交響曲 第29番 イ長調 K.201

文字数 336文字

瞑想をして、よく眠れるようになったと書けば、その二、三日後には眠れなくなる。

それから、また四、五日経てば眠れて。そんな繰り返しさ。


一日、一時間…二時間、三時間、調子がよければ四時間? トータルで。

半結跏趺坐でやっているから、二十分もすれば足を組み換える。で、また十分くらい続けて、立ち上がって、食器皿などを洗う。


ミサ曲がちょうどいい時間配分だ。


しかし本当に慣れだ。

以前は、一日、調子に乗ってやれば、次の日は足、背筋が嫌がって、瞑想なんかできなかった。

それが今や、毎日できている、結構なことだ。


自分に合ったことをする。自分が良いと思ったことをやる。それが医学だ… といっていいかな。

病は気から!


正直に生きる時間だ、ひとりでいる時間は。

身体の、気の、流れるままに流れる時間だ。

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