『クナシリ』感想
文字数 312文字
ねずみ色の空、風は弱く雪はない。川に潜る人、乾いた地を走る犬ぞり、人気のない海岸に散乱する何か。埠頭からは北海道が見えるのではと、ちょっと首をのばす気持ちでスクリーンを・・・・それは違うシーンだったかもしれない。
インタビュアー(監督?)はいるが姿は見せず、話しているのはほとんど島民。クナシリでの暮らしは恵まれておらず、贅沢なものは見当たらない。戦後退去していった日本人の様子を語る人。ロシア人と日本人の関係は良かったようだ。が、時が経ってしまったからか、それは過去であって
ドキュメンタリーだからドラマ性も過度な演出もない。荒涼とした景色に兵器、茶色の海岸線、日本人の写真、電線、印象に残った在るもの。
インタビュアー(監督?)はいるが姿は見せず、話しているのはほとんど島民。クナシリでの暮らしは恵まれておらず、贅沢なものは見当たらない。戦後退去していった日本人の様子を語る人。ロシア人と日本人の関係は良かったようだ。が、時が経ってしまったからか、それは過去であって
インタビュー
だ。ドキュメンタリーだからドラマ性も過度な演出もない。荒涼とした景色に兵器、茶色の海岸線、日本人の写真、電線、印象に残った在るもの。