(二)-4
文字数 362文字
ショートカットの髪で気の強いナナオ・イシカワと、長い黒髪が美しく大人びているシマコ・シマ、そしてはねっ毛の髪で明るくていつもちょっと騒がしいマリコ・ハリマがそれぞれそう返事した。
実技のシミュレーションは始めたばかりのようで練習モードだった。この後何度がチュートリアルを経て実技テストをした上で、学科講義と学科のテストがある。中断もできるけど、大体の人は通しで受ける。普通の人なら大体二時間ほどかかる。つまり、俺たちがそれを使えるようになるには二時間後ということになる。ああ、ダルい。
「もう一カ所あるところを知っている」
シッコはおもむろにそう言った。
にジョバンニはそれを聞き、「よし、そっちへ行こう」と大声を上げながら出口へスキップして行ってしまった。
シッコも続いた。気が進まなかったが、俺も行くことにした。
(続く)
実技のシミュレーションは始めたばかりのようで練習モードだった。この後何度がチュートリアルを経て実技テストをした上で、学科講義と学科のテストがある。中断もできるけど、大体の人は通しで受ける。普通の人なら大体二時間ほどかかる。つまり、俺たちがそれを使えるようになるには二時間後ということになる。ああ、ダルい。
「もう一カ所あるところを知っている」
シッコはおもむろにそう言った。
にジョバンニはそれを聞き、「よし、そっちへ行こう」と大声を上げながら出口へスキップして行ってしまった。
シッコも続いた。気が進まなかったが、俺も行くことにした。
(続く)