五章 六点リーダー 

文字数 392文字

〔後の先:否定〕
第一発見者である瑞木の疑いは晴れていない。別府はそう強調した。
〔間四件の一:状況文〕
門番の所沢に、瑞木が犯人である可能性を説明した。所沢は納得し、見張りの任務に就いた。
〔間四件の二:観察文〕
別府と未堂棟は土倉にはいった。大村昌村が殺されていた土倉のなかを見た。大村昌村が蟄居していた名残があった。
〔間四件の三:観察文〕
別府は土倉の二段屋根にのぼった。採光のための備えられている天井窓を調べた。窓の底に血痕を発見する。密室殺人を成功させる手掛かりだった。
〔間四件の四:状況文〕
蛇崩池の水門は過去にも壊れたことがあった。水番人だった作間家につらなる者ならば、下屋敷を意図的に破壊することが可能だったと判明する。
〔先の後:新事実〕
調査中の別府のもとに、あたらしい殺人事件が報告される。北側の離れ座敷で、大村菊太郎の死体が発見されたのだ。押し潰されていた。三つ目の死体である。
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