ダンゲロスSSは執筆練習に最適!

文字数 1,036文字

あー、このゲームやっぱ面白いな。
有名タイトルだけあるわー。
よっしゃネットでフレンド集めよ……
2017/03/22 06:39
未来の果てからこんばんは!
あなたのデスクの下からやってきた未来型ロボット小説筆記補助装置デンジャーです!
いきなりですがあなたには世界を滅ぼしてもらう!
2017/03/22 06:40
ちょっとこれ倒すまで待って。
2017/03/22 06:41
うーん、この順応力。
さすがわたしに選ばれただけのことはある。
わたしのセンサー腐ってる?
2017/03/22 06:41
俺はゲームやるのに忙しいの!
これは面白いものを書くための取材だからな!
2017/03/22 06:43
そんなあなたに朗報!
これをやれば小説家になれる! かもしれない
そんな素敵なゲームがダンゲロスSSだ!
2017/03/22 06:44
え~。
俺そういうなんか強制されるのはちょっとなぁ~。
俺の中にあるそのままの文章を見て欲しいっていうかぁ~。
2017/03/22 06:44
まずは一文字でもアウトプットしてから口を動かすのだな。

ダンゲロスSSとはお互いのキャラクターを持ち合って戦わせる一時間執筆バトルだ。
勝敗は観客が投票で決める。

この利点が何かわかるか?
2017/03/22 06:45
え~? 公平とかそういうこと?
2017/03/22 06:48
勝利したところで物理的な報酬など一切ないから、不正が働きにくいという面は確かにある。
だがそれ以上に、小説家になる為に有利な事柄がいっぱい詰まっているのだ。
2017/03/22 06:48
一つ!
客観的目線を意識する訓練になる!
創作物は他人に見せなければ上達しない!
ガンガン見てもらって結果を受け入れろ!

2017/03/22 06:50
二つ!
素早く書くことの訓練になる!
1時間30分で執筆行程全てが終わるこのバトルは、プロット構成から本文執筆までその時間内に納める必要がある!
速さこそパワーだ!
これを期に文章を書くということに慣れていけ!

2017/03/22 06:51
三つ!
この世で文筆業を営むにはどうしても「市場(読み手)のニーズを理解する」ことが重要になる。
それは売れるとか単純な話ではなく「新人賞の審査員やレーベルが求めているもの」なんかもニーズの一つというわけだ。
例えば日本語が怪しくて読解不能な作品を読みたがる人はあんまりいない!

そこで必要になるのが「ニーズ(書かなくてはいけない制約)」と「自身の書きたいこと(書きたくて自分で選びとった内容)」をすり合わせる作業だ!

これは「対戦相手(制約)」と「自キャラ(自由選択」という構図そのままである!

つまり、実践的な作品を書く訓練になる!
2017/03/22 06:54
こんなにためになって楽しい即興ライティングバトル!
やらなくては損だ!
2017/03/22 07:12
お~。
なんかそう言われるとちょっと興味が出てきたかも……。
2017/03/22 07:14
ダンゲロスSSはいつでも君の挑戦を待っているぞ!
2017/03/22 07:15
まとめ

・ダンゲロスSSは小説家になる練習になるぞ! たぶん
2017/03/22 09:09
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

罠火くん。
だいぶいい年だが小説家を夢見る男性。
まだ一文字も書いたことはないが、脳内では天才小説家。

デンジャーくん。
未来からやって来た小説家育成装置。
職務に疲れたため、罠火を育て全ての未来の小説家の将来性を根絶やしにしようとやってきた。

ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色