勝利の為にその六、時間を操ろう!

文字数 815文字

うおー書ける! 俺にも書けるぞ!
体が……軽い……!
残り30分……! ここから更に展開は加速するぜ……!
2017/03/22 08:51
よし、そろそろ話を畳むことを考えろ。
2017/03/22 08:52
え! はやくない?
まだ30分だぜ?
2017/03/22 08:52
早くないのだ。

これは実際に書いてみなければわからない感覚だろう。

その為、模擬戦のタイムスタンプは活用しよう。
10分毎ぐらいに表示させておくとよい。
2017/03/22 08:52
セリフ1投稿を書く時間を分析してみればわかると思う。
例えば1行の短文セリフを書くとしよう。

前後の流れを考える。3~5秒
状況に合うセリフを考える。 2~3秒。
タイピングを行う。 5~10秒。
文章を見直す。 2~3秒
投稿してローディングする。 5秒程。

例えば「な、なんだってー!?」というセリフ一つを書くにしろ、そこに20~30秒ほどの時間がかかるのだ。
2017/03/22 08:53
な、なんだってー!?
2017/03/22 08:56
ということは、短文であろうと1分の間には2~3文しか書けないことになる。
なので10分前からオチをつけてまとめようとしても絶対に間に合わないのだ。
2017/03/22 08:57
きちんとピリオドを打って終わらせるのがダンゲロスSSのスタート地点だ。
時間内に完結していない小説は、よほどでなければ評価されない。

よって時間配分は把握しておこう。
2017/03/22 08:58
これはバトル展開の一例だが、

5分  相手に会う。
10分 戦闘開始。
30分 物語の終わりを意識し始める。
45分 そろそろ最後の一撃。
50分 エピローグを書き始める。
55分 最後の締めを書き始める。締めてしまっても構わない。あとで思いついたら追記する。

このぐらいの時間配分感覚は持っておいたほうがいい。
2017/03/22 08:59
本番の時間間隔は更に短い。
緊張しているため、頭がしっかり働かないからだ。

普段の執筆速度の七割程度には考えておこう。
2017/03/22 09:05
うう、時間を気にしてるとなかなか書きづらいぜ……。
2017/03/22 09:06
自分がどれぐらいの文量をどのぐらいの時間で書けるのか、というのは作家になっても把握しておくべき情報だろう。
無理な計画を立てないことが重要だ。
2017/03/22 09:07
まとめ

・時間配分を把握しておこう!
2017/03/22 09:08
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登場人物紹介

罠火くん。
だいぶいい年だが小説家を夢見る男性。
まだ一文字も書いたことはないが、脳内では天才小説家。

デンジャーくん。
未来からやって来た小説家育成装置。
職務に疲れたため、罠火を育て全ての未来の小説家の将来性を根絶やしにしようとやってきた。

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