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文字数 313文字



子供の頃に憧れた
美しさも強さも
遠い世界のモノだけど
今だから近づける事はできる
偽るのではなく解き放つ
誰に見られてもいい
何千年も見た目で縛られてきたから
その縛りをほどくのは
容易じゃないのは確かだけれど
昔は知ることのできる
数少ない情報だったから
それは僕らを今この時まで
守るための氷の器なだけ
もう僕らはその器がなくなっても
つたい歩きできる子供くらいは
遠くに行けるはず
ケガを恐れなかったから
木の上で隠れてた僕らが
歩き出せたように
過保護な大人たちから
少し離れてもいいと思うんだ
みんなは知らなさすぎる
そこに君がいるだけで
素晴らしいし変化が興っている事を
武器はきっと手探りでも手に入れられる
ココロが躍るその瞬間に
君の武器は多分目の前にあるはず
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