文字数 387文字



僕が好きな君は
とても気まぐれで
よく僕を困らせる
何も決められない時もあれば
即決で手に入れてきたり
執着するものもあれば
飽きてすぐに捨てる事もある
普通なら価値を見出すモノに
見向きもしない事もあれば
ゴミに価値を見出して
必要な人に橋渡しする事もある
僕のこともそうだ
1日を僕に費やす時もあるのに
何日も顔を見ない日もある
まあ食べることも寝る場所も
自由にしていいって甘やかす
いい加減僕は嫌われたと思い
何も言わずに去れば
どこにいても探し出して
どれだけ僕が大切なのか
泣いて喚いて諭してそして抱きしめる
なのに僕が好きだって言うのは
ちっとも受け入れてはくれない
ねえ僕はどうすればいいの?
今日は一緒にご飯を食べた
隣に一緒に眠ることもできた
たくさん君の話も聞いた
君が嬉しそうだから
何だかどうでも良くなっちゃった
また一緒に出かけてくれるかな
君が好きだと言ってくれなくても
僕はきっとずっと君を大好きだからね
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み