エピローグ

文字数 260文字

しかしながら、ここ最近ではコロナ禍により2年近く島に帰れていない。
高齢化が進んでおり、医療も充実していない島にコロナが蔓延すると、大変な事態になることは目に見えている。
大切な故郷を守るため、島を出た多くの人たちは帰省することを控えている。

誰にでも帰る場所がある。
飾らないありのままの自分でいられる場所。
また頑張ろうと力をくれる場所。
大切な大切なその場所に、今は帰れなくても思いを馳せることはできる。
大事な人たちに今は会えなくても、元気でいればいつか必ず会える。

すべての人の帰る場所がずっと変わらずにそこにありますように。
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