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文字数 1,731文字
今回の特集は、そう！ 「スピリット・ダイバーズ」！
今まさに、遊んでいるという方も多いのではないでしょうか！そんな話題のゲームに私、桂ミサキが鋭く切り込んじゃいますよ！
今、各種業界で開発競争が著しい「魂の情報化」。
その構造をいち早く取り込んだゲームがこの「スピリット・ダイバーズ」です。
プレイヤーは魂でこのゲームにダイブして、電子世界を味わうことが出来てしまいます！
体から完全に離れて仮想世界を味わうこのゲームはまさに仮想現実の極致！
専用コントローラ、「スピリットコンバータ」が少々値が張るものの、自分のPCだけで仮想のファンタジー世界にどっぷりです！
しかもこのゲームには今までのゲームには無い最大の要素が！
なんとどれだけ遊んでも「時間を使わない」んです！
「魂の情報化」のニュースではよくわからなかったという方もいるでしょう。
改めて説明すると、現実の体には実は魂は入っていないんです。
体は端末のようなもので、魂は全く別の場所に存在しているわけですね。
スピリットコンバータによって魂をPCに登録すると、PCからその魂にアクセス出来るようになるんです。
同じ魂を体とPCで共有するわけですね。
そのあたりの構造に詳しいSDEの「スピリット・ダイバーズ」開発プロデューサー、高野優希さんにお越しいただきました！
よろしくお願いします。
まだ遊んだことがない方はゲームしながら生活なんて危険じゃないの？
イヤホンつけて自転車を運転するような感じじゃないの？
なんて疑問があるかと思いますが、そのあたりはどうなっているか説明お願いします！
はい。「スピリットコンバータ」は普通の生活を送りながらゲームをプレイするためのものではなく、普通の生活とは別にゲーム内の生活を送れるようにするためのものなんです。
そう！ 現実の生活には全く支障を来さないんですよね。
注意が散漫になるとか、そういうこともありません！
ヘビーゲーマーの方で「もう一人の別の自分が仕事や学校に行って過ごしてる間、自分は一日中ゲームをやって過ごして、帰ってきた自分と合体して一人に戻れたら」なんてことを考えたことがある人は多いのでは？
「スピリットコンバータ」はまさにそれを叶える機械！
そして「スピリット・ダイバーズ」はその第一弾ソフトというわけです。
はい、まさにそういう事が出来るのが「スピリットコンバータ」です。
現実の体で「スピリットコンバータ」に接続するだけで経験を同期出来るので、正しい意味での二重生活が送れるようになっています。
ところで「スピリット・ダイバーズ」はオンライン・ロールプレイングゲーム、いわゆるMMORPGですが、コミュニティ等の要素も充実していますよね。
それはやはり過去の名作を意識してのことなのでしょうか？
そうですね。まったく意識していないというとやはり嘘になるかと思います。
しかし「スピリットコンバータ」を使う初めてのソフトということで、なるべく自然なSD体験を……スピリット・ダイブ体験をしていただきたいということは開発一同、ずっと考えていました。
正直なところ、フレンドとギルドで雑談をしてるだけでも結構楽しいんですよね。
アバター機能こそありませんが、部屋の内装を凝ったり、ウインドウショッピングをしたりとダンジョンに潜るだけではない楽しみ方が多いですよね。
武器や防具を手作りすることで生計が立てられるようになっていたり。
はい。折角時間を気にせず遊べる媒体ですから、戦うだけしか出来ないゲームにはしないように気をつけていました。
今後もプレイヤーの皆さんの要望などを受けて、多方面の機能を付けられるようにと考えております。
実際にあったことなんですけど、現実で友人とちょっと喧嘩をしちゃったことがあって。
でも「スピリット・ダイバーズ」内の私たちは普通に仲良く喋ってて。
家に帰って魂の同期をしたら、喧嘩なんてどうでも良くなったりして。
お役に立てたようで何よりです。
二重生活が送れるので、もっと広い利用法が考えられそうですよね。
「スピリットコンバータ」自体もまだまだ大きな可能性を秘めているので、これからのSD技術は要チェックですよ！
開発部の高野優希さん、ありがとうございました！
ありがとうございました。
