『希望の星』
文字数 311文字
物語の先が書けず
挫けそうな時
誰かに頼りたい時
誰も傍にいない時
思い出して欲しい
あなたの作る世界には
あなたの心を待つ人が
たくさんいます
それは読者であったり
作中の登場人物だったり
自分自身だったり
決めるのはいつだって自分自身
誰かのために紡ぐ物語も
自分のために紡ぐ物語も
あなたにしか作れない
あなたは物語の中に何を見ているのですか?
かれらにどんな未来を与えてあげるのですか?
どんな夢を見せてあげるのですか?
あなたはその世界にとって
かけがえの無い希望の星
先を紡ぐのをやめないで
物語とは心の結晶
彼らはその心を待っている
世界からどうかその星を奪わないで
あなただけが希望の星