第7話

文字数 205文字

それから数ヶ月経ったけど、何もない。大学生としてなんとかやっている。暇な授業だなと思いながら授業半分にぼーっとS N Sを見ていると、偶然一枚の写真が注目されているというニュースを見た。私はその写真を見て絶句した。よく見なくても自分の写真だった。財布に入れていた男の連絡先の書かれた紙を取り出して、ショートメッセージを送ろうと思った。野暮だとは思ったけれど、なんとなく送りたいと思った。『写真見ました』とだけ。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み