赤き誇り

文字数 212文字


赤き誇りが()(たぎ)
白き猛威を退ける
たとえ滅びの運命といえど
抗わぬは善しとせず
幾度と交わる王者の牙が
炎滴る赤を大地の肥と染み渡らせ
後世に栄える気高き礎となろう
されば滅びも恐れはせぬ
その志はコーンウェルの猪が継ぐが故
古きは新しきに消え
新しきは古きに代わる
それが悠久の(ことわり)なれば
受け継がれる魂は(えにし)(ことわり)

そして時代は紡がれる
生命という輪の永遠へ

雄々しき勇姿は いまも舞う
民の心の大空へと……


(Image for ア・ドライク・ゴッホ)
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