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怪物詩篇/妖怪和歌
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白き地平に消えるもの
文字数 191文字
青き吹雪は孤狼の遠吠え
凍てつく
礫
(
つぶて
)
が終焉を呼ぶ
神の黄昏 神話の幕引き
大役なれば異存はあろうか
選べぬ血潮の疎ましさ
忌まれし我が身の憐れさよ
鎖錠に縛るは驕れる慢心
滾
(
たぎ
)
る炎に見据えよう
白き地平に浮かぶ影
おお、来たりしは我が獲物
待ち焦がれし祝福なりて
歓喜に刻むは破滅の胎動
神よ、共に消え去らん
神よ、共に消し去らん
そして神よ 共に在らん
未来永劫 後世に継がれ……
(Image for フェンリル)
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八岐大蛇
怪物詩篇/妖怪和歌
凰太郎
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【はじめに】
コンテンツ概要
怪物詩篇
怪物の嘆き
誇り高き野卑
赤いワルツ
霧の中の獣
アンケセナーメン
禁域~タブー~
無と有と……
人間というもの
還ってきた男
赤き誇り
ラビリンス
蛇視
野獣の王
白き地平に消えるもの
妖怪和歌
八岐大蛇
鈴鹿御前
大髑髏の怪
雪女
牛鬼
姑獲女
手の目
泥田坊
のっぺらぼう
二口女
大首
豆腐小僧
塗仏
百鬼夜行
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