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怪物詩篇/妖怪和歌
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野獣の王
文字数 217文字
野獣は吼える 黄昏に……
樹海に響く雄々しき叫び
あらゆる原始が跪き
約束されし畏怖を祭り給う
嗚呼、されど罪深きは未知なる業よ
文明の
御使
(
みつかい
)
は暴君の心を掻き乱し
斯くして王は道化と堕つる
排斥されるが未開の常と
嘲る好奇の卑しさよ
一矢報いて奮う拳は
はたして一体誰が為か
天よ応えよ 悲劇の墓標
夕日に聳える摩天楼
高鳴る血潮も贄とはならぬか
想い届かぬ生の壁
命の炎が尽きるとも
野獣は吼える 黄昏に……
ただひとつの愛の為……
(Image for キングコング)
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白き地平に消えるもの
怪物詩篇/妖怪和歌
凰太郎
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【はじめに】
コンテンツ概要
怪物詩篇
怪物の嘆き
誇り高き野卑
赤いワルツ
霧の中の獣
アンケセナーメン
禁域~タブー~
無と有と……
人間というもの
還ってきた男
赤き誇り
ラビリンス
蛇視
野獣の王
白き地平に消えるもの
妖怪和歌
八岐大蛇
鈴鹿御前
大髑髏の怪
雪女
牛鬼
姑獲女
手の目
泥田坊
のっぺらぼう
二口女
大首
豆腐小僧
塗仏
百鬼夜行
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