組成表示とSDGs

文字数 848文字

年齢を重ねてから、服を買うときに組成表示をガン見するようになりました。

これは、私自身が肌が弱くなって、化学繊維の服ーアクリルやポリエステルを着ると痒くなるようになった、というのもあります。

コットン、リネン、キュプラ。綿、麻。

天然素材は皺になりやすいし洗濯にも弱いですが、体の痒みに比べたらましです。
そして着心地が良いですね。

でも、最近売っている安価な服は、化学繊維ばかりです。
そんな中、ユニクロはすごい。綿100やカシミヤ100を打ち出しています(でもバングラデシュやカンボジア製だったりするので、労働環境が気になります。)

アクリルやポリエステルは、皺になりにくいし安価ですが、体に触れると違和感が。
でも、アイロンの面倒なワンピースはたまに化学繊維のものを買うときもあります。

今年の夏は死ぬほど暑いので、最近はリネンかキュプラ入りのジャケットやトップスを購入しています。涼しい!

しかし。

リネンの風合い…いわゆるネップ、毛玉みたいなくたくたが、若干気になるのです。
うちの母は長年リネンの服が大好きで、着こなしていて、その皺やくたくたが良い感じですが、リネンに慣れていない私はくたくた、ネップが気になります。
でも、非常に涼しいですよね。うーむ。

むかし、自然派の雑誌に出てくるゆったりした、自然素材の服を「なんか皺皺でぼさぼさだなあ」と、化繊の服を着ていた若き自分は思ったのですが、今ならその真価がわかります。
涼しい、軽い、肌触りが良い。
体が喜ぶ。
歳をとらなければ、わからなかったです。


最近、SDGsということで、リヨセルやテンセルなど再生繊維を使った服が多いですね。

でも、SDGsでポリエステルを乱発する服屋もあり、うーん、着れません…。それに、真のSDGsを言うならば、安価な服を大量生産しないことが一番ではないか?と思ったり。

巷にポリエステルの服が多すぎて、悩んでいます。

冬は、カシミヤやウールを選ぼうとしますが、値段を出しても肌に合わない場合もあり。
難しい…


組成表示との戦いは長くなりそうです。
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