狂喜の山脈にて
文字数 242文字
諸君はヒマラヤの奥地にあるという謎の山脈をごぞんじだろうか?
そこでは、この世のありとあらゆる不可思議が起こるという。
あるとき、探検家のO氏は、シェルパであるN氏をガイドに、その秘密を探るべく、切り立った峰々へと登頂したのである。
「ここは……」
「隊長、なぜ、このように大量のネコが……」
頂上にたたずむ猫屋敷の主人は、にこにこと笑いながら、次のように口走った。
「そのとおりです。ここは、ハッテン場なのですよ?」
二人は狂喜した。
その後、彼らの姿を見た者は、誰ひとりとしていない。
そこでは、この世のありとあらゆる不可思議が起こるという。
あるとき、探検家のO氏は、シェルパであるN氏をガイドに、その秘密を探るべく、切り立った峰々へと登頂したのである。
「ここは……」
「隊長、なぜ、このように大量のネコが……」
頂上にたたずむ猫屋敷の主人は、にこにこと笑いながら、次のように口走った。
「そのとおりです。ここは、ハッテン場なのですよ?」
二人は狂喜した。
その後、彼らの姿を見た者は、誰ひとりとしていない。