夜警の男

文字数 96文字

日持ちしない過去の作り身

夜居(よい)に溶かして口に運べば

定時制(ていじ)の生徒が定規で隠す

夜警の男のサインが欲しい

音が積まれた通路の先に

汚れが目立つ 茶筒がひとつ

明けまでずっと非礼を尽くす

夜警の男がカメラに映る
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