第7話
文字数 348文字
「番外編、というのは何ですか? これだけハッピーな内容ですね。もしかして、店長さんの個人的な体験なんですか?」
「僕は彼女いない歴36年です。番外編は、デザートカレーです。超甘口のカレーに、ホイップクリームとあんこをトッピングしています。そうだ、少し食べて行って下さい! サービスさせていただきまあす」
「いや、遠慮しておきます」
俺は店を出た。
金曜の、午後2時。人手がさっきよりは少し増えていた。
赤ら顔のでっぷり太ったおっちゃん、金髪の若者、ほとんど裸のような格好の娘たち。
いつもと変わらぬ、ホッとする風景である。
俺はGUでデニムと下着を買い、マツキヨに寄り、人々の間を縫って、メトロのなんば駅まで心斎橋筋商店街を歩いた。
コロナウィルスを肺にたっぷり吸い込んで、俺は家路に着いた。
「僕は彼女いない歴36年です。番外編は、デザートカレーです。超甘口のカレーに、ホイップクリームとあんこをトッピングしています。そうだ、少し食べて行って下さい! サービスさせていただきまあす」
「いや、遠慮しておきます」
俺は店を出た。
金曜の、午後2時。人手がさっきよりは少し増えていた。
赤ら顔のでっぷり太ったおっちゃん、金髪の若者、ほとんど裸のような格好の娘たち。
いつもと変わらぬ、ホッとする風景である。
俺はGUでデニムと下着を買い、マツキヨに寄り、人々の間を縫って、メトロのなんば駅まで心斎橋筋商店街を歩いた。
コロナウィルスを肺にたっぷり吸い込んで、俺は家路に着いた。
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