襲撃

文字数 535文字

 翌日、目が覚めると病院にいた。
 結局、名取には逃げられてしまったらしい

 飛鳥「元気そうじゃないか」
 悠「所長...」
 所長は剥いたりんごの乗った皿を差し出した

 悠「所長、りんご好きなんですね」
 飛鳥「ばれたかい、でもまぁ病人にはこれが効くんだ」

 悠「俺は病人じゃないですよ」

 俺は晴れて退院して、病院から出た。すると

 釜野「よう」
 釜野が車に腰かけて待っていた

 釜野と共に車で警視庁に戻ることにした

 釜野「本当にすまない、逃げられてしまった」
 悠「奴はグレネードのようなものを所持していた」
 釜野「あぁ、おそらく他にも色んな武器を持っていたようだ。自宅から山ほど検出されたからな」

 車はトンネルに入った。すると、

 ひゅー!どかん!

 悠「は?」

 何者かが運転席の窓に発砲してきた
 いや、これは発砲というより、

 魔法...?

 俺は窓を確認するとそこには、馬に乗って並走した男二人が手のひらをこちらに向けている

 釜野「おいおい!なんだよ!」
 悠「釜野!停めろ!」

 キキー!!

 釜野は急ブレーキをかけて車を急停車させた

 俺は前を向くと、さっきの男が二人が馬から降りて、手のひらをこちらに向けている

 やばい、打ってくる...

 悠「伏せろぉぉぉぉぉ!」

 爆発音とともに意識を失った
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