第1話

文字数 329文字

重い瞼を、霊霧 檀堕(れいぎり だんだ)が開ける前に、すでに体は起き上がっていた。

ズキズキとうずく頭を無視して洗面台の鏡を覗きに行くと、そこに映っているのは、嫌に青ざめた肌、異常なほど黒ずんだ隈が印象的な顔。



重たげな目線が鏡から離れる前に体を動かす。

リビングのテーブルには、昨日用意した朝食___これも毎日同じものだ___が中央にまとまって置いてある。


※ここから選択ゲームが始まります。選択ゲームといっても、特に正解・不正解はありません。あなたが選びたい方を選んで、選んだ選択肢の横に書いてあるページにとんで、読み進めていってください。



早速椅子に座って朝食をとり始める。

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